アイコン 絶対安全宣言の格納容器破損証明 超高濃度汚染水漏れ確認

東電福島第一原子力発電所1号機の格納容器で、13日初めて見つかった水漏れの映像が公開され、専門家は流れている水の量から格納容器の継ぎ目がずれるなど、比較的大きい損傷がある可能性があると指摘している。

公開されたのは、13日1号機の建屋の内部に入ったロボットのカメラで撮影された映像の一部。原子炉が入っている格納容器の下部を外側から撮影したところ、水漏れが2ヶ所から見つかった。

このうち1ヶ所は、格納容器の一部になっている圧力抑制室と呼ばれるドーナツ状の設備の外側から水が面で流れ出している。
流れの幅は広く、建屋に溜っている水の水面が泡立っているように見える。
もう1ヶ所は、折れた配管の先から蛇口をひねったときのような水が噴出している。
この配管は、格納容器表面の結露を集めるためのもので、通常、これほどの量の水が流れるこ
とはないという。
1号機から3号機の格納容器で、実際の水漏れ箇所とみられる場所が見つかったのは初めてで、現場の放射線量はきわめて高く、格納容器の損傷ヶ所の特定や具体的な対策の検討が今後の課題になる。
 福島 原発
圧力抑制室は、格納容器内の蒸気圧が高まった場合に、圧力を逃がして下げる機能を持つ。圧力抑制室は通常では放射性物質の混じった蒸気と水が入っている。
以上。

田中原子力規制委員長は、日本原子力研究所東海研究所副所長に就任時にJCO臨界事故を引き起こしたが、フクシマ原発の漏出汚染水は、原発湾内で完全にコントロールされているとした発言を、率先して追認したことから、彼の考えがそれ以前の本性の状態(御用学者)に戻ったことが明確となった。
柏崎刈羽から180キロ地点の山形県庄内地方では、千年百年前に、最大33メートルクラスの津波があった痕跡の地層暦が発見されたが、誰も触れようとしない。なんじゃこりゃ。

「山形大学の山野井徹名誉教授らの研究グループは(2013年9月)16日、約1100年前に庄内地方の沿岸を巨大な津波が襲った可能性があることを、仙台市の東北大学で開かれた日本地質学会で発表した。
 この中で、山野井名誉教授は、山形県遊佐町から酒田市~鶴岡市にかけての日本海沿岸をボーリング調査した結果、一昨年、約1100年前の地層から波打ったような形の泥の層を発見したことを明らかにした。
 泥の層は、最も高いところで、遊佐町で19.2メートル、鶴岡市では33.5メートルに達し、古い地層を削りとったような跡なども見つかったという。
山野井名誉教授は、「高潮による浸水や湖や沼の跡という可能性も検討したが、泥の層が見つかった範囲が広いことやその高さを考えると、津波以外には考えられない」と述べ、約1100年前に庄内地方の沿岸を巨大な津波が襲った可能性があると指摘した。」

<田中俊一氏>福島出身、東北大原子核工学科卒
1999年4月 日本原子力研究所 東海研究所副所長に就任
1999年9月 JCO臨界事故で2名の死亡事故発生
2006年6月日本原子力学会会長
2007年1月 原子力委員会 委員長代理に就任
フクシマ原発爆発後当時は、免罪符的にフクシマで除染作業を行っていたが、今では、元の姿に返っている。長年原子力を強力に推進してきた人物であり、権力をも手中に収めた人物、たやすく変われるものではない。小泉元首相みたいに、首相時代の俄か知識ではなく、田中俊一氏は大学時代からのバリバリのアトムマンだ。彼の生涯を否定するようなことは自らしない。
2013年11月13日、原子力規制委員会は、数多ある停止中の原発の中で、よりによって、圧力がかかったのか、権力欲に駆られたのか、地震多発地帯で過去損傷を起こした東電の柏崎刈羽の審査に入ることを、会議も終わりかけに田中規制委員長の鶴の一声で決定した。
原子力規制委員会はもう残りの原発の審査は、してもしなくてもよいだろう。官僚方式で形式的に行うだけであり、経費のムダの頂点というものだ。就任していたときからわかっていたことだが。

 

[ 2013年11月15日 ]
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