アイコン 韓国ポスコのインドネシア製鉄所 稼動開始2日で操業全面停止 大統領も出席

韓国の鉄鋼最大手「ポスコ」が、30億ドルを投じて、インドネシ ア・チレゴンに東南アジア初となる大型一貫製鉄所を建設、12月23日に鄭会長やインドネシアのユドヨノ大統領など大勢の賓客をむかえ火入れ式を行った が、稼働開始から2日で故障、これまで3週間以上も全面操業停止したままとなっている。

 一貫製鉄所とは、高炉で鉄鉱石と有煙炭を溶かし、これに高い圧力を加えて自動車や船舶などの材料となる鉄鋼材を生産する製鉄所。
  当該の新製鉄所では稼動2日目に、高炉から溶解液が漏れ出す事故が発生、そのまま全面稼動停止状態となっている。稼動を急げば、新日鉄名古屋製鉄所のように再び問題が発生する可能性が高い。
原因は、現地では、工期遅れが当たり前の東南アジアで、ポスコ側が、無理に工期を短縮したことにあったのではと囁かれているという。

一族の利権も絡みインドネシアほど、貿易を好き放題にする国はない。過去、原木輸出を一挙に禁止、付加価値付けた合板製品の輸出に切り替えたことから、日本の合板価格が暴騰した。
ポスコの進出に気を良くして、鉄鉱石や銅、チタン、クロム、マンガンなどレアメタルを鉱石のまま輸出することを禁じると発表、1月12日から鉄鉱石の輸出を既に禁止した。そのため、世界の鉄鋼石価格が現在高騰している。
 

[ 2014年1月21日 ]
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