アイコン 大阪市交通局「オスカードリーム」283億円追銭支払いへ みずほ信へ

日本国中だろうが、大阪もバブル以降、役所が、陣頭指揮して大型建物や施設を建て続けに建て、今では収益ビルでさえその多くが赤字に喘いでいる。公共投資という美しい言葉で虚飾し、よくぞ建てたものである。
現在の市長や知事がいくら頑張ってもさらに膿を出し、赤字が増加するのみ。
大阪市の場合、特に財政が最悪状態であり、処理しようとすれば追い銭を払う結果にもなり、さらに袋小路にはまっている。

大阪市交通局の住之江区の土地の信託事業で開発された商業ビル「オスカードリーム」の運営をめぐる裁判は、大阪市が、みずほ信託銀行に対し約283億円の和解金を支払うことで3日和解した。

「オスカードリーム」は、大阪市交通局のバスの営業所の跡地に平成7年に開業した商業ビルで、市から土地の信託を受けたみずほ信託銀行が運営している。
しかし、テナントの撤退などで赤字が続いたため、銀行側が市を提訴し1審では、276億円の負担を大阪市に命じる判決が出され、市が控訴していた。このたび、裁判所の和解勧告をあり和解を受け入れた。
「オスカードリーム」で儲けたのは、ゼネコンなど建設業者と利権議員だけだろう。その儲けた金は税金から出ていたのだが・・・。

オスカードリーム
建築名:オスカードリーム
所在地:大阪市住之江区
施主:安田信託銀行(株)(現みずわ信託銀行)
施工:大林・鴻池組JV
構造規模:RC(1部S),20F,B2
延床面積:43,657㎡
竣工:1995年3月

[ 2014年3月 4日 ]
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