アイコン バンク・オブ・アメリカ/9700億円で和解 サブプライムローン販売

バンク・オブ・アメリカは26日、サブプライムローンに関連した金融 商品を、リスクを十分に説明せずに販売していたとして、米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ) と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)を監督する連邦住宅金融局(FHFA)から訴えられていた裁判で、バンク・オブ・アメリカは、日本円で 9,700億円に上る巨額の和解金を支払うことで当局と合意したと発表した。

この裁判は、アメリカの住宅バブルが本格化した2005年から2007年にかけて、ファニーメイとフレディマックの両社に対して、合計で約2000億ドルのMBS(欠陥のある住宅ローン担保証券)を販売した18の金融機関を相手に、両社を監督する連邦住宅金融局(FHFA)が2011年以降に起こした訴訟の1つ。FHFAと金融機関の和解はバンカメが10件目、これまでの回収金額は100億ドル強となっている。
この和解金を支払うことで、バンク・オブ・アメリカは、本年1月から3月までの四半期決算の最終利益が37億ドル(日本円で3800億円)押し下げられると見込んでいる。

世界の大手金融機関の間では、金融危機の前に手がけた金融商品の販売で、こうした巨額の和解金の支払いを迫られるケースが相次いでおり、業績を圧迫する要因となっている。

以上。
世界経済を破壊し尽くした責任としては、軽いものだろう。
世界経済への影響などまったく関係ないとしているアメリカだが、だんだん真似しの日本も近づいており、リーマン・ショック後の最大のカントリーリスク国になる中国と競う関係にある。


 

[ 2014年3月27日 ]
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