犯罪グループはネット上で赤ちゃんの「売り手」と「買い手」を結び付けるためのサイトを開設。

申し込みがあるとインスタントメッセンジャーなどでやりとりし、売買が成立した場合には寄付などの名目で多額の手数料を得ていた。
また、同時に出生証明など各種証明書を偽造してネット上で売買するなど、手続上の問題を解決することで売買を成立しやすくしていた。
グループ内では、「売り手」や「買い手」の情報収集、偽造証明書の作成・管理、発送など役割分担が明確に行われていた。
　摘発の舞台の1つとなった湖北省では、警官200人以上を動員して9つの地域を一斉捜査し、38人を逮捕、赤ちゃん16人を救出した。
最も大きい子でも生後22ヶ月にすぎず、7人の赤ちゃんは偽造証明書を利用して正規の戸籍を得ていた。
偽造証明書を持った赤ちゃんの買い手となった夫婦によると、購入価格は3万6000元（約60万円）だった。
以上、レコードチャイナ
農村部では一人っ子政策は実施されていないはすだが、生活苦から売る人も少なからずいるのだろう。歪な国家となってしまった中国であるが、国民各自「銃武装」して身を守る民主主義国家米国も歪だ。