中国人観光客 行儀の悪さに顰蹙買う/タイ
中国で流行ったコメディ映画「ロスト・イン・タイランド」の影響で、舞台となったチェンマイ県への中国人観光客が急増している。
だが、一部の中国人のマナーの悪さが、多くのタイ人から非難が出ており、地元メディアも取り上げるほどとなっている。
映画の舞台の一つでもあるチェンマイ大学では、マナーの悪い中国人観光客が出入りし、校内でキャンプし飲酒するなど対応に苦慮、別段に外国人観光客向けにツアーを企画し、それ以外の出入りを禁じた。
また、最近ソーシャルネットワーク上で話題となっているのは、同県中心部の運河にお尻を突き出し、大便をするところを捉えた写真、それを見たタイ人から避難の声が絶えないという。
タイ地元紙によると、この影響もあり一部のチェンマイ市民によって、中国人観光客を排斥する運動がみられるとのこと。
以上、タイ通信
「ロスト・イン・タイランド」:ストーリー
ビジネスで成功した徐朗が、4年がかりで作り上げた“油霸”という不思議な商品を、友達でもあり競争相手の高博は、フランスに売買しようとしていた。
しかし、開発者の徐朗は反対し、もっと研究すべきだと思っていた。二人は“油霸”をめぐり、大手会社の周さんの”授权书”さえ手に入れれば、自分たちの目標は達成できると考えた。
徐朗は周さんがタイにいることを知り、すぐさまタイに向かう。高博は徐朗につけておいた追跡機を使いタイに行くことになった。
高博はタイに向かう飛行機に中で王宝という愚かな旅行客と出会った。 それから3人を中心に”授权书”を手に入れるまでを描いた中国で2012月12月公開されヒットしたコメディ映画。
中国の人たちは、タイではやりたい放題のようだ。こうした人たちは日本や海外へ行ってもらっては困るのだが・・・。
2009年には中国の大ヒットした舒淇(スー・チー)主演の「非誠勿擾~If you are the one」により、撮影地の北海道が空前の中国ブームで沸きかえったことが懐かしい。その後、日本では大震災、フクシマ爆発、尖閣といろいろあった。しかし、当時、上記のような中国の人たちはやって来ていなかった。やはり、世界共通の常識のない人たちも賃金が増え、海外旅行に大挙していく時代に、中国もここ2~3年でなってきたのだろうか。古い戦争映画による反日教育より、世界共通の常識の教育が急がれそうだ。
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