アイコン 3月 中国PMI速報値48.1 低下5ヶ月連続 8ヶ月ぶりの低水準/HSBC

HSBCが発表した3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は48.1で2月の改定値48.5から低下し、8ヶ月ぶり低水準となった。低下は5ヶ月連続。生産と新規受注がいずれも低下した。

生産は47.3で、2012年9月以来の低水準。新規受注は46.9となり、2013年7月以来の低水準だった。 PMIは50を上回ると景況の改善、下回ると景況の悪化を表す。

一方、製造業PMIを構成する新規輸出受注指数は4ヶ月ぶりに上昇し、中国経済の鈍化が緩やかになっていることを示した。

雇用指数は、引き続き50を下回っているものの、大きく上昇した。

HSBC は、指数が低下したのは国内需要が広範に減少したためと指摘している。また、中国政府は、経済成長を安定化させるため数々の政策を打ち出すだろう。考えら れる選択肢としては、民間投資に対する規制緩和、地下鉄や大気汚染浄化および公営住宅への投資、貸出利率の低位誘導などだとしている。

以上。

不動産価格の上昇率は鈍化、元安誘導により投資用の外資流入も減り、いよいよクライマックスへ至るのか。上場企業の上場廃止や倒産、社債利息デフォルトなど、慌しくなってきた。

欧州経済がこのまま低空を飛行し続けるならば、中国製造業のキャパのハケ口がなくなってくる。新興国は、ドル引き締めで大きな市場拡大は望めようもない。すでに中国の繊維製品などは、東南アジア新興国に市場を奪われつつある。

輸出企業の景気低迷の悪循環は内需景気も低迷させ、景気悪化のスパイラルに陥ってしまう。。

[ 2014年3月24日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索