武田薬品「アクトス」製剤のリスク情報で6200億円の懲罰的賠償金認定/米連邦地裁
米ルイジアナ州ラファイエットの連邦地裁の陪審は7日、武田薬品工業が糖尿病治療薬「アクトス」に関連するガン発症リスクを隠していたとして、米男性が同社を相手に起こした訴訟で、武田に60億ドル(約6200億円)の懲罰的賠償金の支払い義務があると認定した。
アクトスの情報開示を巡り、全米各地で訴訟が起こされたが、米連邦裁判所で判断が下されたのは初めてだという。
同陪審は、武田の米での提携先である米イーライ・リリーに対しても、30億ドルの懲罰的賠償金の支払いを認定。今後、判事が支払い義務などを判断する。提訴した男性は、アクトス投与が原因でガンになったと主張している。
男性の弁護側は、アクトスとぼうこうがんとの関連性を示す研究結果について、武田が7年以上も具体的な警告を発するのを怠ったのは偶然や過失ではないと述べたという。
アクトスを巡って別の州の州裁判所で陪審が昨年、損害賠償の支払い義務があると認定したが、判事が無効にした。
今回の60億ドルの賠償金支払い判決に対して、武田は、あらゆる法的手段で対抗するとしている。
以上、
ルイジニアナ州はメキシコ湾・ミシシッピ川河口のニューオリンズ(元フランス領で奴隷の町)を擁する超保守的な土地柄。
日本でのアクトス製剤は、錠剤「アクトス15」として、インスリンの働きを高めることによって、高血糖を改善、2型糖尿病の治療に用いられている。
武田薬品代表の長谷川閑史氏にはエヘン虫が取り付いており、嘘の医師向け広告や医薬品の内容物違いにより、製薬協から2度にわたり処分を受けており、今株主総会での交代が望ましい。
連結/百万円
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2011年3月期
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2012年3月期
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2013年3月期
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売上高
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1,419,385
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1,508,932
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1,557,267
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営業利益
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367,084
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265,027
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122,505
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経常利益
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371,572
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270,330
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113,168
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当期利益
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247,868
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124,162
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131,244
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総資産
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2,786,402
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3,577,030
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3,955,599
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自己資本
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2,091,590
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2,011,840
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2,159,007
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資本金
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63,541
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63,541
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63,541
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有利子負債
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1,345
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542,804
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541,954
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自己資本率
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75.10%
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56.20%
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54.60%
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