アイコン 九州電力/日本政策投資銀行から1000億円出資受ける

国・経済産業省の言われるままに原発を増加させ、国のお手本のような会社に成長した九州電力であった。しかし、原発停止で、巨額赤字が続いている。
海江田万里が大臣だった当事、経済産業省の官僚らとつるみ、玄海原発の稼動を計画して佐賀県でヤラセ番組を演出したものの、メール事件が発覚したお陀仏に。
規制庁は老朽化原発を抱える玄海原発ではなく川内原発を、夏にも再稼動を了承する動きであるが、新燃岳の爆発や継続的に大噴火を続ける桜島が遠くにあり、火山専門家からは詳細に検証すべきだとの声も上がり、夏の再稼動が秋にずれ込む可能性も出てきた。
何はさておき、経産省にとって可愛い九州電力の再稼動一番は変わらない。

原発停止で巨額赤字が続いている九電は、財務基盤を強化するため、「日本政策投資銀行」から1,000億円の出資を受ける方針を固め、月内にも正式に決定した。
九州電力は、今3月期の決算でも3年連続の赤字見通しで、黒字化の目処は立っていない。
これを受け日本政策投資銀行は、議決権がない代わりに配当を優先的に受けられる「優先株」で、早ければ本年7月にも出資を行う方向で検討を進めている。
各地の電力会社では、北海道電力も日本政策投資銀行から500億円の出資を受ける方針で、原発の運転再開がはっきりと見通せないなか、財務基盤を強化する動きが相次いでいる。

西部ガスが嫌がるほどオール電化を進めてきた九電、今や深夜電力の供給では超コストの電力を格安で販売し、巨額赤字の原因の一つになっている。

連結/百万円
11/3期
12/3期
13/3期
14/3予想
売上高
1,486,083
1,508,084
1,545,919
1,780,000
営業利益
98,908
-184,854
-299,428
-125,000
経常利益
66,747
-213,534
-331,206
-160,000
当期利益
28,729
-166,390
-332,470
-125,000
総資産
4,185,460
4,428,093
4,526,513
 
自己資本
1,062,459
870,396
539,685
 
資本金
237,304
237,304
237,304
 
有利子負債
2,059,368
2,483,212
2,910,675
 
自己資本率
25.4%
19.7%
11.9%
 
 
[ 2014年4月24日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索