三井不動産と日本郵便は２４日、札幌市中央区に建設中の複合ビル「札幌三井JPビルディング」内の商業エリア「赤れんがテラス（Akarenga TERRACE）」を8月28日にオープンすると発表した。
国指定重要文化財「赤れんが庁舎」の近隣に位置し、地上20階建の大型複合ビルで、商業エリアは、地下1階から地上4階を約8500㎡。
名称は、「赤れんが庁舎」や隣接する豊富な観光資源と一体となり、このエリアとともに発展していけるようにとの想いからと名付けたという。
外装デザイナーには「モエレ沼公園ガラスのピラミッド」等の実績のあるアーキテクトシップの松岡拓公雄氏を起用。縦ラインを強調したデザインモチーフを高層から低層、「（仮称）北3条広場」まで展開し、全体の統一感を図っている。
新たに整備される憩いと賑わいの空間「札幌市北3条広場」や「赤れんが庁舎」を一望できる展望室などの周辺環境を活かし、豊穣な時間を過ごせるテラスのような心地の良い施設という想いも込められている。