アイコン 長崎市公会堂廃止条例可決 田上市長の計画は既に3千名収容国際会議場建設へ

長崎市議会の常任委員会は19日、長崎市役所の移転に伴って解体が計画されている市の公会堂をめぐり、公会堂を廃止する条例案を審議した結果、今後、代わりの施設の確保に全力をあげる必要があるなどとしたうえで、条例案を賛成多数で可決した。
長崎市は、来年3月で公会堂を廃止し、老朽化が進む市の庁舎に代わる新庁舎を公会堂の跡地に建設する計画。
先の2月定例議会に公会堂を廃止するための条例案を提出したが、議会側は「市側の説明が不十分だ」などとして条例案は継続審査となっていた。

19日開催された市議会の環境経済委員会で、長崎市側は、市庁舎と同じように移転が決定している県庁の跡地の活用案として、「ホール」を備えた施設の建設が検討されていることに触れ、この施設を公会堂の代わりに活用したいと説明した。
これに対し議員からは、「県との協議が十分でない中、実現が可能なのか」とか、「公会堂の延命は可能であり市民の声を聞いて判断すべきだ」などとして、廃止の判断は時期尚早だという声も出たが、採決の結果、条例案は田神七曜の目論見どおり賛成多数で可決された。そのうえで長崎市に対し、代わりの施設を確実に確保できるよう県との協議を積極的に行うことや、公会堂廃止後はほかのホールの利用料を引き下げ、市民の芸術文化活動を支援することなどを求める付帯決議も議決された。
公会堂を廃止するための条例案は今月25日に本会議で審議され、議会としての最終的な判断が示される。
以上。

福岡市中心の天神のど真ん中には、(西鉄)福ビル・(九電)天神ビルはじめ昭和20年後半から昭和35年までに建築されたビルがいくらでもある。
田上市長は、3千名収容の国際会議場建設(MICE施設)に躍起になっており、市庁舎跡地をどうするのかを含め、何ら検討されていない。人口が減る中、また、政令指定都市となった熊本市も3千名(熊本建設コスト高騰により1割減)収容の国際会議場建設が計画される中、JR長崎駅の再開発地区に国際会議場を建設する計画をしている(九州で福岡の国際会議場だけを採算比較しても意味がない)。それに久留米市にも国際会議場が建設される予定となっている。
当然、田上市制にとって、歴史的な建造物であっても長崎市公会堂の存在は邪魔であり、後先考えない開発ありきの田上市長といつもの議員様たちにより、国際会議場建設計画が進められている。その結果、市庁舎にしろ、国際会議場にしろ、談合友達のT建設が受注したら、笑いが止まらないものとなろうが・・・。
財政黒字で裕福な、市民に手厚い福祉政策が取っている長崎田上市政にあり、どんなに建設資金が高騰しようが、国際会議場建設の資金に問題はなかろうが・・・。

名称: 
長崎市公会堂
開館: 
昭和37年6月2日
敷地面積:
3,578.27
建築面積: 
1,981
延面積:   
5,992
構造:
鉄筋コンクリート造、5階建て

JR長崎駅再開発では、表通りに面し、既に公共施設建物が建設される計画となっている。何の目的の建物かお化け屋敷でも建設するのだろうか。金持ちの長崎市である。

[ 2014年6月20日 ]
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