「ネットワンシステムズ」子会社の「エクシード」が脱税で告発される
東証1部上場の通信システム大手「ネットワンシステムズ」子会社の「エクシード」が、架空経費を計上する手口で1億5000万円余りの所得を隠していたとして、東京国税局から脱税の疑いで告発された。
告発されたのは、ネットワンシステムズ子会社のシステム開発会社「エクシード」と鈴木義則元社長(46)。
この会社はインターネット上でデータなどを利用できる「クラウドコンピューティング」と呼ばれる技術で売り上げを伸ばしていたが、取引先に業務を発注したかのように装い、架空経費を計上していたという。
こうした手口で隠した所得は、一昨年までの2年間で1億5000万円余りに上るということで、東京国税局は約4500万円を脱税した法人税法違反の疑いで、会社と元社長を東京地方検察庁に告発した。
エクシードは「すでに修正申告して納税に向けた準備を進めている」と話しているという。
「ネットワンシステムズ」の業績
連結/百万円
|
2012年3月期
|
2013年3月期
|
2014年3月期
|
売上高
|
157,633
|
154,869
|
142,427
|
営業利益
|
15,229
|
8,451
|
3,142
|
経常利益
|
15,470
|
8,658
|
3,537
|
当期利益
|
8,520
|
4,324
|
983
|
[ 2014年5月22日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメント