アイコン 今夏はエルニーニョ現象が発生して天候不順・冷夏?/気象庁

気象庁は23日、6~8月=3ヶ月先までの長期予報を発表した。
日本に冷夏をもたらすエルニーニョ現象が5年ぶりに発生する可能性が高いとしている。
太平洋高気圧の北への張り出しが弱くなり、北日本では気温が低めに、降水量は多めになる確率が高くなっている。
 6月は、偏西風が南に流れて梅雨前線の北上が遅れ、東・西日本では、曇りや雨が少なくなる見込み。
 7月は、梅雨明けが遅れ、沖縄・奄美を除いて曇りや雨が多くなる見込み。
 8月は、北日本は、晴れと曇り、雨が数日周期で変わる見込み。

エルニーニョ/ラニーニャ現象

 エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて高くなり、その状態が1年程度続く現象。
逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれる。
ひとたびエルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生すると、日本を含め世界中で異常な天候が起こると考えられている。
図1は典型的なエルニーニョ現象及びラニーニャ現象(図なし図1の逆)が発生している時の太平洋における海面水温の平年偏差の分布を示している(平年値は1981〜2010年の30年間の平均;赤が平年より高く、青が平年より低く、色が濃いほど平年偏差が大きいことを表している)。
図は、1997/98エルニーニョ現象(1997年春に発生、1998年春に終息)が、最盛期にあった1997年11月における海面水温の平年偏差。日付変更線(経度180度、図真ん中あたりのタテ軸)の東から南米沿岸にかけての赤道沿いで、赤色が濃く、海面水温の平年偏差が大きくなっている。

エルニーニョ


<エルニーニョ現象時の状態>
 エルニーニョ現象が発生している時には、東風が平常時よりも弱くなり、西部に溜まっていた暖かい海水が、東方へ広がるとともに、東部では冷たい水の湧き上りが弱まっている。このため、太平洋赤道域の中部から東部では、海面水温が平常時よりも高くなる。
エルニーニョ現象(スペイン語:El Niño)とは、東太平洋の赤道付近(ガラパゴス諸島付近、あるいはペルー沖とされることが多い)で海水温が上昇する現象。エルニーニョ現象(スペイン語:El Niño)はスペイン語で「男の子」の意味。
太平洋東側のペルー沖のガラパゴスのオスの陸亀さんたちが、元気が良すぎて、夏の熱気を独り占め、太平洋西側へ熱気を廻さないことから生じる。男の子やそのムスコたちが元気良すぎるのもいろいろ問題だ。
 

[ 2014年5月24日 ]
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