アイコン 東京都議会の女性蔑視ヤジ世界に拡散 自民都議団ダンマリ決め込む 

日本の議会は自浄能力が欠落している。都議会の女性蔑視ヤジは、これまでも日本男性の女性に対する考え方に批判的だった海外メディアが、一斉に都議会攻撃を開始した。
東京都議会で質問をした女性議員に対して「早く結婚したほうがいいんじゃないか」「子供生めないのか」などとヤジを飛ばした問題は、早速、自民党都議会が所属議員に対して個人的な発言を行なわないよう緘口令を引き、犯人の議員も名乗り出て謝罪すらしない有様が続いている。

欧米メディアも「差別的な発言だ」と批判する論調で伝えている。

英ガーディアン紙は、「東京都議会で女性議員が男性議員から性差別的な暴言を受ける」という見出しを付けた記事を掲載し、日本では女性議員の数が少なく女性の地位の低さを反映したものだと分析した記事を掲載。
米ウォール・ストリート・ジャーナルは、ヤジを受けた塩村文夏議員へのインタビューを掲載、「女性を軽視する議員には、結婚や出産をしたくてもできない女性たちのことを理解したり、支援する政策を立案したりすることはできない」という塩村議員の発言を紹介した。
世界のロイター通信は、安倍政権が「女性の活躍」を成長戦略の柱の1つに掲げ、2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%程度にすることなどを目標としているものの、現在、日本では多くの女性が出産すると仕事を辞めるよう勧められると批判的に伝えている。

 2020年までの都議会議員選挙において、女性議員枠を強制的に30%以上に設定しなければ、都議会(=日本)の(中国と何ら変わらない)利権まみれの男性風土は変わらない。安部政権の国会も然りだ。
 今の女性の国会議員や諮問会議の委員は、男性議員や委員の金魚の糞のような存在、殆どが名誉と勘違いして男性議員や委員に諂っている。そうさせているのが男性議員や委員たちでもあるのだが・・・。
議員定数のうち女性議員に対して一定枠を設け増加させなければ、根本的な男尊女卑の日本人の体質を変えてはいけないだろう。
今回の女性蔑視ヤジ問題で、そこまで日本が改革できたら、塩村文夏議員も本望だろうが・・・。

[ 2014年6月23日 ]
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