アイコン 続、贈収賄事件 藤井浩人市長と水源詐欺男の中林正善の受け渡し 胡散臭くなってきた

岐阜県美濃加茂市の市長が、市議会議員だった昨年、浄水設備 の導入を巡って、便宜を図る見返りに名古屋市の業者から現金を受け取ったとして逮捕された事件で、贈賄側の業者が、調べに対し「現金は封筒に入れてパンフ レットに隠して渡した」と供述しているという。一方、市長は容疑を全面的に否認しているという。
岐阜県美濃加茂市の浄水設備の導入を巡って、市長の藤井浩人容疑者(29)が、受託収賄などの疑いで逮捕された事件では、名古屋市の業者「水源」の社長、中林正善容疑者(43)が、現金30万円の賄賂を贈ったとして、24日、贈賄の疑いで逮捕された。
警察によると、中林社長は容疑を認めたうえで、現金を渡したとする状況について、「現金を封筒に入れて浄水設備のパンフレットに隠し飲食店で渡した」と供述しているという。
これに対し、25日夜、藤井市長に接見した弁護団が名古屋市内で記者会見し、市長が「現金は絶対に受け取っていない。身の潔白を証明したい」と主張していると話した。
また、市長は、飲食店でパンフレットを受け取ったことは認めているものの、「現金の入った封筒はなかった。絶対に現金は受け取っていない」と主張したほか、「現金を渡そうというそぶりもなかったし、ほかに同席者もいた」と反論しているという。

中林正善容疑者は、本年2月偽の受注証明書で金融機関から借り入れを行ったとして詐欺で逮捕、同様なほかの件で3月に再逮捕、今回は再々逮捕だった。中林正善容疑者は、こうした嘘の証明書により金融機関から4億数千万円の借り入れを行ったとされている人物。
一方、藤井浩人市長は、2010年10月3日の市議選でトップ当選、現状、曲がりなりにも政治家として素人ではない。昨年6月2日の市長選では自民党が押す女性候補を破り当選、その6月3日、それまで無所属であった藤井浩人氏は自民党に入党している。(市議会で多数派の保守派自民党に寄り添いたいがため入党、長期政権を狙ったものだろうが、腰の軽いお人のようだ。うがった見方をすれば、こうした事態に、何か脛に傷があり、それを追求されないように自民党に入党したとも受け取られかねない)
 
普通、ほかの人が同席する飲食店でお金の入った封筒を渡すだろうか。藤井氏がパンフレットに挟まれた封筒に気付けば、何なのだろうかとほかの人が同席したその場で封筒を確認するだろう。30万円だったら、封筒はそこそこの厚みにも重さにもなる。パンフレットに挟まれていたのなら、その場のほかの人も気付くはずだ。また、中林正善容疑者が市長に額は別にしても金を渡したと当事業関係者に話していることだろう。
市長が受領を完全否定している中、受領時にいたほかの人からの証言が決め手となる。
中林正善容疑者にとっては、美濃加茂市に納入実績を作り、また、事業はリースでありながら、偽装して受注したように見せかけ、金融機関からまた、借財しようとしていたのだろう。中林正善容疑者は彼入れ金のうち、どれほど地下に金を埋めているのだろうか。

 何か胡散臭い逮捕劇となっている。警察も詐欺男の供述と証拠に至らない状況だけでは何ともしがたい。警察・検察側は、第3者の証言も含め拘留期限で判明する。拘留期間は最長29日間だ。その間に起訴すれば、警察側は第3者も含め証拠を握っていることになる。詐欺男の供述だけで起訴しても、裁判では争えない。証拠が見つかったり証拠を捏造すれば別だ。

[ 2014年6月26日 ]
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