アイコン ベネッセ顧客情報流出で株価大幅下げ 利用したジャストシステムはストップ安 福生の名簿業者

0710_06.jpg9日、最大2070万件の顧客情報漏えいを発表したベネッセコーポレーション株が10日、一時6%台、終値は前日比▲4.9%、▲215円の大幅安の4,145円となった。
さらに、この情報を入手した企業として報じられたジャストシステムの株価は悲惨、一時150円安(▲15.2%下落)のストップ安になった。終値は146円安の839円(9日終値985円)。

ジャストシステムは10日、ベネッセコーポレーションからの顧客情報の流出に関して「流出情報と認識して利用した事実はない」とのコメントを発表した。

 名簿業者から購入したのだろうが、名簿業者に健全性を求めても100%ブラックな企業、そうした名簿業者と付き合いがあることが発覚しただけでも、ジャストシステムの信用がガタ落ち、市場はストップ安を付き付けた。
ジャストがどのように名簿を入手したのかは、すでに東京都福生市や武蔵野市のデーターベース事業者(名簿業者)がかかわっているのではないかとの報道がなされている。
 
ベネッセは、警察に個人情報流出の捜査依頼を行い、官民による徹底した解明が求められる。
マックからベネッセに乗り換えた原田会長兼社長は「持ち出しはグループ社員以外の人間」と言明しているが、それ以上の説明はしていない。また、ベネッセが既に警察に捜査を依頼したかどうかは報道されていない。

[ 2014年7月10日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!


PICK UP

↑トップへ