アイコン 「紫峯会」の「(認可)あびにょん保育園」の前園長 公費でキャバクラ遊び等 2.1億円流用

0809_01.jpg大阪府吹田市で認可保育所を運営している社会福祉 法人「紫峯会」が運営する「あびにょん保育園」(大阪府吹田市岸部北5-45-1)の前園長と前理事長の親子が、保育所の運営費などを不正に流用していた として、社会福祉法人「紫峯会」が、約2億1000万円の返還を求めていることが分かったと毎日新聞が報道している。
それによると、当保育園は認可保育園で、運営費は公費で賄われており、前園長や前理事長の親子は、飲食費に使ったり、自宅の光熱費を保育所に負担させたり、ほかに流用したりしていた。
運営費の不足などから、職員数が基準を下回る事態も招いていた。前園長らは返還する意向を示しているという。

吹田市や法人関係者によると、前園長の40代男性は2011~12年、私用目的で使う乗用車を法人経費でリース契約(約410万円)したり、法人名義のクレジットカードで、キャバクラ遊びを繰り返したりしていたという。
 また、前園長の母親である前理事長の70代女性は、保育所隣にある自宅の電気・ガスのメーターを保育所と共同使用し、使用料を全て負担させていた。保育所と自宅が建設された1979年から30年以上にわたり、使用料の総額は約8000万円に上るという。
この他、領収書の日付がないなど使途不明な支出金が約4000万円あり、保育所の会計から他事業への不正支出金も約5000万円あったとされる。
 吹田市はこうした不正を把握し、前園長らに返還を求めるよう法人を指導。法人は流用が最大で約2億1000万円あるとみて、今年2月に前園長と前理事長に同額を返還請求したという。
 また、当法人は所得税や社会保険料などの滞納が約3000万円に上り、保育所の土地・建物は2013年4月まで約2年間差し押さえられたという。

運営費不足もあって職員数は一時国の基準を下回り、児童に必要な歯科検診を受けさせていない年もあった。
理事長・園長が交代し、いずれも現在は改善している。
当保育所は、79年に大阪府の認可を受け設立、年間8000万~9000万円の運営費は国と府、吹田市が負担している。さらに数百万円の補助金も受給しているが、職員数の不足などを理由に2013年度は一部カットされたという。
吹田市の調査に、前園長は「すみません」と謝罪し、昨年3月に辞任。前理事長は、前園長に運営を任せていたとし、「(電気・ガス代は)自分が払っていると思っていた」と説明したという。
現在の理事長は取材に「損害の回復と運営の改善を進めていく」と話している。
以上、参考毎日新聞

昭和54年 4月
社会福祉法人 雙樹苑 吹田善児園保育園(吹田よい児の園)開設
定員120名
平成 4年 3月
社会福祉法人 紫峯會 設立認可 (法人分離により新法人設立及び保育園名改称)
平成 4年 4月
社会福祉法人 紫峯會 あびにょん保育園
定員120名としてスタート
平成 7年11月
駅型保育事業(法人独自事業)
Kid’sあびにょん(定員30名)開設 (平成19年 3月 事業休止)
平成13年 1月
大型遊具設置
平成20年11月
創立30周年記念式典 開催
 
[ 2014年8月 9日 ]
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