アイコン デング熱ウイルス 上野公園に飛び火か  初期対策の不徹底が拡散もたらす

デング熱の国内感染で、東京都は19日、都立上野恩賜公園(台東 区)で蚊に刺され、感染したとみられる患者を確認したと発表した。直近に海外渡航歴のない埼玉県内の20代の女性で、今月7日に同公園を訪れ、13日に発 症したという。都は19日午後、園内で蚊を駆除する方針。
都によると、女性は同公園にある大噴水付近のベンチで蚊に刺されたと説明。代々木公園など感染が確認されている公園は訪れていないという。入院中だが、容体は安定している。

蚊に刺された場所が特定できるため、都は同公園を閉鎖せず、園内93ヶ所に蚊への注意を促す掲示を設置して、刺された場所の周辺で蚊の駆除を進める。東京国立博物館や東京都美術館など周辺の美術館や博物館への影響はないという。
以上、報道

当初、代々木公園でヤブ蚊に刺されデングウイルスに感染、新宿中央公園へ拡散、新宿御苑は閉鎖された。
殺虫剤の薬剤散布は、噴霧器で行われているが、噴霧器では散布するところは限られ、その後、ウイルスヤブ蚊が拡散していることがはっきりしてきている。
ヤブ蚊の行動範囲は限られているという専門家のアドバイスで駆除しているようだが、少なくとも初期段階で、空中散布と地上散布を平行して行っていれば、拡散を防止できた可能性が高い。しかし、現実は、東京の公園の各地にウイルスヤブ蚊が拡散してしまっているようだ。
ヤブ蚊は寒くなればいなくなり、寒くなるのを待つしかない。ただ、産卵するヤブ蚊の卵やボウフラに宿主としてウイルスが寄生できるかは不知。寄生でき越冬でもしたら大変だぁ。空中散布が必要だぁ。
(今は人の健康のため規制され行われていないが、昔はヘリによる空中散布はよくあったものだ。散布地では数週間、蚊がいなくなっていた)

<デング熱感染者141人に>
東京の代々木公園周辺などでデング熱の感染が相次ぐなか、新たに、東京と埼玉で8人の感染が確認され、19日現在、感染が確認されたのは17の都道府県で合わせて141人となっている。
デング熱は蚊が媒介する感染症で、国内での感染は昭和20年以来およそ70年間なかったが、先月以降、東京・渋谷の代々木公園やその周辺などを訪れた人の感染が全国で相次いでいる。厚労省によると、19日、新たに、東京と埼玉で8人の感染が確認されている。全員、容体は落ち着いているという。
  このうち、7人は代々木公園や新宿中央公園周辺などで感染したとみられるが、埼玉県の20代の女性は、上野公園で蚊に刺されて感染した可能性があるという。
厚労省は、蚊が媒介して全国どの地域でも感染が起きる可能性があり、発熱などの症状が出た場合には速やかに医療機関を受診してほしいとしている。

以上、報道参照

[ 2014年9月19日 ]
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