群馬大学病院の死亡率は4倍 腹腔鏡肝臓切除手術
群馬大病院で腹腔鏡を使った肝臓切除手術を受けた患者8人が死亡した問題に関連し、日本外科学会などは16日までに、全国の消化器外科手術の成績をまとめ、速報を公表した。腹腔鏡による肝臓切除手術の死亡率は全国で2.27%(詳細は下記クリック)。
条件が異なるため単純比較はできないが、群馬大の事故調査委員会がまとめた報告では死亡率は8.70%で、約4倍となる結果となっている。(同医師による開腹手術でも多くが亡くなっている)
調査は、外科学会と日本消化器外科学会、手術情報を集積するナショナル・クリニカル・データベース(NCD)が合同で、2011~13年に登録された全国2336施設のデータを分析したもの。
[ 2015年1月16日 ]
コメントをどうぞ