アイコン 厚労省 腹くう鏡手術死亡事件で群馬大付属病院に立入検査

前橋市にある群馬大学医学部附属病院で腹くう鏡を使った手術を受けた患者8人が死亡するなどした問題で、厚生労働省と前橋市は13日、実態を把握する必要があるとして、病院への立ち入り検査を行っている。
群馬大学医学部附属病院では、昨年までの4年間、腹くう鏡を使った手術を受けた肝臓がんなどの患者8人が手術後3ヶ月余りの間に死亡し、その後の病院側の調査で、死因がよく分からないにもかかわらず検証しないまま同じ手術を繰り返していたことが明らかになっている。
また、手術と死亡の因果関係は分かっていないが、腹部を開いて行う開腹手術でも、これまでに患者10人が手術から3ヶ月以内に死亡していることが分かっている。

 

事態を重くみた厚労省は、実態を把握する必要があるとして、13日朝から前橋市と共に、医療法に基づく立ち入り検査を始めた。

立入検査では、手術の状況などを調べるとともに、病院側が提出した再発防止策が徹底されているかどうかなどを確認することにしている。
群馬大学医学部附属病院は、高度な医療を提供する医療機関として、診療報酬に一定の額が加算される「特定機能病院」に指定されていて、厚労省は立入検査の結果も踏まえて、指定の取り消しが必要かどうか慎重に検討することにしている。
以上、報道。

単に群馬大医学部や付属病院の上層部による検証のほったらかしが原因、腹くう鏡手術・開腹手術の双方の死亡事故は、同じ医師の執刀により引き起こされており、当該医師だけの問題ではなく、医療機関として、また大学として関係する上層部の責任は重い。
  当問題の発表から時間も過ぎているが、群馬大学は検証能力もないようだ。また、手術をフォローする群馬大学付属病院の新米医師や看護師たちは、頻繁に術後死亡していたことに対して何の疑念を呈しなかったのだろうか。

[ 2015年1月13日 ]
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