アイコン 米、中国派遣はダメと  韓国軍アクロバットチーム「ブラックイーグルス」

来月に中国・広東省の珠海で開催されるエアショーへの参加に向けて準備 を進めてきた韓国空軍のアクロバット飛行チーム「ブラックイーグルス」に対し、米国が「訓練機のT50に使用されている技術が、中国に流出する恐れがあ る」として韓国に参加の見合わせを求めていることが分かった。
ブラックイーグルスは、韓国製の超音速訓練機T50(韓国は純国産としている)によ り構成されている。このT50は韓国航空宇宙産業(KAI)が製造した訓練機だが、米ロッキードマーチン社から技術供与を受け、輸出するには米国の承認が 必要となる上、敵性国に向けて飛行する場合は米国の了解を得なければならないとされている。

米国はブラックイーグルスが中国に滞在する間に、T50の技術や部品が中国側に流出する恐れがあるとして懸念を伝えてきたという。
これに対し、韓国国内からは「今回は武器輸出ではなくデモンストレーション飛行であるため、米国の反応は神経質すぎる」との指摘が出ている。
今回のエアショーは、広東省の珠海で2年に1回開催される中国の代表的なエアショーで、これまでも最新型の無人機や攻撃用ヘリなど、さまざまな新兵器の初公開が行われてきた。
世界各国の企業がこのエアショーに参加している。ただし、肝心の米国と欧州の防衛関連企業は参加していない。
 以上、

 「ブラックイーグルス」は、今年7月開催した第4回韓中国防戦略対話で合意したもの。この戦略対話には、韓国側から国防部白承周次官と中国人民解放軍の王冠中副総参謀長が出席していた。(約束を守れなかったら、韓国側の沽券にかかわるものとなる)
韓国が無視して中国ににじりよるのか、米国に対しての試金石となる。(アメリカが韓国に対して弱気なら、中とって中国滞在時間を限定して承認することも考えられる。そうなれば、日本にとっても大きな波紋を残すことになる)

[ 2014年10月10日 ]
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