アイコン 10月経済概況 「一部に弱さがみられるものの、回復の動きが続いている」/財務省

地域経済の概況
1.概要
平成26年7月判断と比べた平成26年10月判断の地域経済の動向では、11地域すべてで総括判断を据え置いた。
東海、沖縄は「回復している」、
東北、関東、北陸は「回復しつつある」、
北海道、近畿、中国、四国、福岡は「持ち直している」、
九州は「持ち直してきている」としている。
平成26年10月判断の全局総括判断
「一部に弱さがみられるものの、回復の動きが続いている。」
以上、消費税増税の本陣である財務省、増税するには、景気判断を実際より良く書かなければ上げられないだろう。

 各地域の経済情勢/財務省
 
前回 (26年7月判断)
今回 (26年10月判断)  
基調比較
全局総括判断の要点
全局総括 
消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動が和らぎつつあり、回復の動きが続いている
一部に弱さがみられるものの、回復の動きが続いている
  →  
個人消費は天候の影響や消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動などにより一部に弱さが残るものの、緩やかに回復している。生産は反動の影響などにより一部に弱さがみられる。雇用情勢は着実に改善している
各地域の総括判断
財務局名
前回 (26年7月判断)
今回 (26年10月判断)  
基調比較
各財務局の総括判断の要点
北海道
消消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動が弱まってきており、持ち直している
一部に弱さが残るものの、持ち直している
  →
個人消費は一部に弱さが残るものの、緩やかに回復しつつあるほか、雇用情勢は改善の動きが続いており、観光は外国人観光客が増加している
東北
消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動が和らいできており、回復しつつある
一部に弱さがみられるものの、回復しつつある
 → 
個人消費は一部に弱さがみられるものの回復しつつあることに加え、生産はおおむね横ばいとなっており、雇用は復興需要などを背景に改善している
関東
消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動がみられるものの、回復の動きが続いている
一部に弱さが残るものの、回復の動きが続いている
→ 
生産活動や住宅建設などの一部に弱い動きが残っているものの、消費行動は底堅く、雇用情勢は引き続き改善している
北陸
消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動がみられるものの、緩やかに回復しつつある
一部に弱さもみられるものの、緩やかに回復しつつある
 → 
個人消費は一部に弱さがみられるものの、緩やかに回復しつつあるほか、生産は業種により強弱がみられるものの、緩やかに回復しつつあり、雇用情勢は改善している
東海
消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動がみられるものの、回復している
一部に弱い動きがみられるものの、回復している
 → 
住宅建設に弱い動きがみられるものの、消費、生産は緩やかに増加している
近畿
消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動がみられるものの、引き続き持ち直している
一部に弱さがみられるものの、持ち直している
 → 
一部に弱さがみられるものの、個人消費は底堅く、生産は持ち直しつつあり、雇用情勢も緩やかに改善しつつあるなど、全体としては持ち直しの基調が続いている
中国
消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動の影響が薄れつつあり、基調としては緩やかに持ち直している
一部に弱さがみられるものの、緩やかに持ち直している
 → 
生産はおおむね横ばいとなっているものの、個人消費は緩やかに持ち直していることに加え、雇用情勢も引き続き改善している
四国
消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動が和らぎつつあり、緩やかに持ち直している
一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに持ち直している
 → 
個人消費は、天候不順などの影響がみられるものの、持ち直しつつある。生産は緩やかに持ち直しており、雇用情勢も改善しつつある
九州
消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動はあるものの、その影響は徐々に和らいでおり、基調としては引き続き持ち直してきている
一部に弱さがみられるものの、基調としては引き続き持ち直してきている
 → 
住宅、自動車等で弱さがみられるものの、駆け込み需要の反動の影響は徐々に和らいでおり、雇用、消費を中心に上向き基調が続いている。なお、夏場の天候不順が一時的に管内経済に影響を及ぼした
福岡
消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動がみられるものの、持ち直している
一部に弱さがみられるものの、引き続き持ち直している
 → 
生産はおおむね横ばいとなっている。個人消費は一部に弱さがみられるものの、持ち直しの動きが続いているほか、雇用は緩やかに改善しつつある
沖縄
消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動がみられるものの、回復している
回復している
→ 
足下では、台風による影響を懸念する声が聞かれるものの、個人消費は引き続き緩やかに回復しており、外国客の大幅な増加などから観光は好調に推移している
 
[ 2014年10月30日 ]
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