アイコン 開運ブレスレット 邪気払い詐欺 2億2千万円 (株)えにしの代表ら4人逮捕

熊本県警は29日、開運ブレスレットの購入客に「邪気がある」などと電話でうそを言い、邪気払い名目で現金計165万円をだまし取ったとして、関係者4名を逮捕した。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、会社代表の若松祐一(31、熊本市中央区大江本町)、元会社社長で無職の高崎洋平(37、同区上通町)、会社役員の坂本稔(36、同区島崎1丁目)、無職時任謙吾(25、益城町惣領)の4容疑者。

県警によると、全国で約5200人がこのブレスレットを購入。うち少なくとも約530人が同様の手口で計約2億2千万円だまし取られたとみている。
4人の逮捕容疑は、昨年6月、ブレスレットを買った島根県の50代の自営業男性に対し、悩みごとなどを書いたお札が「人と違う燃え方をした。邪念をはらうには祭壇を作る必要がある」とうそを言い、65万円を振り込ませた疑い。翌7月にも「今も邪気が暴れ回っている。治めるには結界石が必要」などと言い、100万円を振り込ませてだまし取った疑い。

県警によると、若松容疑者らは、昨年3月から「株式会社えにし」の屋号で、週刊誌やインターネットにブレスレットの広告を掲載。電話で申し込みを受け、1本980円~1万300円で販売した。その際、一緒にお札や護摩木を送り、願いや悩み事を書いて返送させていた。
  そうした悩み事の中から、だましやすそうな悩みなどを選び、嘘の理由を付けて「結界石」や「祭壇」を使ったお祓いを持ち掛け、祈祷代として金をだまし取っていた。電話で持ち掛ける際、各自が社員や僧侶役などを演じていたという。
若松容疑者は「大筋で間違いない」、高崎容疑者は「マニュアル通りにやった」と供述。ほかの2容疑者は「話したくない」などと話しているという。

株式会社えにし
代表取締役:若松 祐一
本社地:熊本市西区田崎3丁目1-4峯ビル301号室.

[ 2014年10月30日 ]
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