中国密漁船に対する韓国政府 機動軍団2000隻を退去させる
韓国政府は２０日、国家政策調整会議を開催し、集団化、暴力化する中国漁船の違法操業に対応するため、無許可の中国漁船を政府が直接没収し、廃船にする案を推進することを決めた。
これに向け、韓中漁業協定と関連法令の改正も併せて検討する。
韓国政府はまた、中国漁船の船員らが取り締まりに抵抗して暴力を振るうケースがあるため、大型艦艇やヘリコプター、攻撃部隊で構成された機動戦団などを取り締まりに当たらせる予定だと明らかにした。
今月６～１２日に３０００トン級の大型艦艇４隻、ヘリ１機、攻撃部隊２０人からなる「機動戦団」が試験的に中国の違法操業を取り締まった結果、漁船１０隻を検挙し、２０００隻余りを退去させることに成功したという。
会議を主宰した鄭ホン原首相は「中国漁船の集団的な違法操業により、韓国で漁獲量の減少や漁具の破損といった被害が出ており、取り締まり要員の生命までもが脅かされている」と述べ、取り締まりを強化する姿勢を強調した。
以上、韓国紙参照
[ 2014年11月21日 ]
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