アイコン 東レ/ボーイング社「777X」用炭素繊維開発で約1兆円の契約

日本の東レ株式会社と米国のボーイング社は17日、東レが航空機用炭素繊維をめぐってボーイングから1兆円規模の契約を受注したことを明らかにした。
大型旅客機「777X」などに使用されるという。また両社は今後、航空機用炭素繊維素材を共同で研究開発し、次世代航空機の性能や設計データを共有し、素材の研究開発周期を短縮してコスト削減につなげたい考え。
ボーイングが航空機製造過程で高強度・低重量の炭素繊維の採用比率を高めれば、航空機本体の強度が高まると同時に燃費を引き下げることが可能になる。
東レは世界の炭素繊維市場で32%のシェアを占めるトップ企業。
以上、

ボーイング社は、民間機だけでなく、軍用機、ミサイル、宇宙船や宇宙機器などの研究開発・設計・製造を行っている。東レの炭素繊維技術は、これまでもロケットや宇宙機器などに利用されてきたが、軍用機等軍需製品にもおおっぴらに応用されるものと思われる。
アップルなど米国企業は、得意とする共同開発による特許権略奪問題があるが、ボーイング社は商業道徳がある企業であり問題なかろう。
 東レは韓国に傾注して工場等を拡大させているが、同社の極秘技術が盗まれ、中国企業に転売された新日鉄の荷の前になるようでならない(ポスコと裁判中)。

過去、ソニーもライバルと提携したばかりに盗まれたようである。

777X

[ 2014年11月19日 ]
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