アイコン アメリカ 上下院とも共和党制覇へ オバマのへっぴり腰外交にNO

オバマのへっぴり腰外交にNO突きつける。
アメリカ議会の中間選挙について、ABCテレビは、野党・共和党が下院に加えて上院でも8年ぶりに多数派になることが確実になったと伝えた。
与党・民主党は議席を大きく減らして敗北し、オバマ大統領の政権運営は一段と厳しさを増す見通し。
上院100議席のうち36議席と下院の435議席すべてが改選されるアメリカ議会の中間選挙は、開票作業が進んでいる。
アメリカABCテレビはこれまでに、上院で、民主党の候補者11人と共和党の候補者22人の当選が確実になったと伝えた。
この結果、改選されない議席も合わせて民主党は45議席、これに対して共和党が52議席を確保して多数派を奪還する見通しとなった。
共和党は接戦が見込まれた州のうち、南部ケンタッキー州、南部アーカンソー州、西部コロラド州、南部ジョージア州、中西部カンザス州、中西部アイオワ州、それに南部ノースカロライナ州を相次いで制した。

一方、下院では、与党・民主党の候補者177人と野党・共和党の候補者236人の当選が確実になり、共和党が、過半数に必要な218議席を上回ったうえ、現有の233議席も超えて多数派を維持する見通しになった。
 共和党が上下両院で多数派となるのは2006年から8年ぶりで、民主党は議席を大きく減らして敗北する見通しになった。

開票作業が続く米中間選挙は、共和・民主両党が過半数獲得をめぐり攻防を繰り広げる上院選で、
<上院選は共和党に追い風>
注目州の上院選は、アーカンソー州で、共和党のコットン候補が民主党現職のプライヤー候補を破って勝利。
また、ウェストバージニア州はキャピト候補、サウスダコタ州はラウンズ候補、コロラド州はガードナー候補、モンタナ州はデインズ候補ら共和党候補が、民主党候補をおさえて勝利したと予想されている。

ケンタッキー州の上院選でも、共和党のマコネル院内総務が民主党のグライムズ候補を破り再選を果たす見通し。最終的に共和党が上院の過半を占めることになれば、マコネル氏は民主党のリード氏に代わって多数党院内総務に就任し、大きな権限を手にすることになる。

マコネル院内総務は勝利宣言し「米国は方向転換すべきときに来ている」と演説。オバマ大統領との今後の関係について「われわれは合意できる問題において、協調していく義務がある」との認識を示した。

<ルイジアナ州上院選は決選投票へ>
TV局各社の報道によると、ルイジアナ州の上院選は、民主・共和両候補とも過半数に至らず、12月の決選投票にもつれ込む見込みだ。
同州では、全国的に知名度のある民主党現職のメアリー・ランドリュー氏が4選できるのかが焦点。共和党対抗馬はビル・カシディ氏。

<共和党、下院も過半数維持の公算>
下院の現有勢力は共和党233、民主党199だが、TV局各社によると、共和党は議席をさらに上積みし、過半数を維持する見通し。
オバマ大統領は今週末7日、両院の共和・民主党指導部をホワイトハウスに招き会談する。共和党との関係改善を図る目的と見られる。
以上、報道
オバマは早くも任期を残しレイムダック状態に陥ることになる。自らの票稼ぎや人気取りに韓国や中国にすり寄ったりするからだ。オバマが懸命にやり遂げた経済回復は、国民の間ではすでに過去形になっており、国民の矛先は政治に向かった=オバマ批判だ。足して2で割る政治はアメリカ人は嫌う。

[ 2014年11月 5日 ]
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