アイコン がんリスクあれこれ(10)/加齢と血液がんの関係とは?

<血液がんの変異確率は加齢とともに上昇>
血液のがんである白血病およびリンパ腫に関連する血液細胞の変異は加齢とともに増大することが、新たな研究で報告された。本研究結果は「Nature Medicine」に10月19日掲載された。

今回の研究では、10~90歳の米国人3,000人弱の血液検体を分析した結果、40~49歳では変異の見られる比率は1%未満だが、70~79歳になると5%に変異が見られるようになることがわかった。80~89歳では6%超に変異が認められた。
 研究グループによると、細胞の変異は加齢とともに蓄積するものであり、ほとんどは無害だという。白血病やリンパ腫に関連する血液細胞の変異があっても、必ず血液がんを発症するわけではない。実際、血液がんの発生率は米国の高齢者の0.1%未満であると、研究グループは指摘している。
http://consumer.healthday.com/

[ 2014年12月 9日 ]
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