アイコン 国家挙げてのドーピング問題対策 朴泰桓選手 危ういリオ五輪出場

朴泰桓食べ物だったならドーピングも不知の中で関係してこようが、注射とは・・・
ドー ピング検査で陽性反応が出た北京五輪競泳の金メダリストで国民的英雄となっている朴泰桓選手(25)に対し、国際水泳連盟(FINA)がスイスのローザン ヌで聴聞会を開くと通告したことを受け、大韓体育会(韓国体育会の総元締)や大韓水泳連盟、朴選手関係者らは30日、ソウル市内で聴聞会準備のための実務 会議を行った。

会議は非公開で行われ、聴聞会準備チームの構成や、今後の対応方針、それぞれの役割分担などについて協議したことが分かった。

朴選手側は、ドーピング問題を専門に扱うスイスの弁護士を代理人として選任し、聴聞会に備えていた。

朴選手は、仁川アジア大会(2014年9月19日から10月4日)前の昨年9月に受けたFINAのドーピング検査で、筋肉増強効果のあるテストステロンの成分の陽性反応が出た。しかし、仁川アジア大会時の検査では何故か検出されていなかった。

朴選手側は、同大会の約2ヶ月前に韓国の病院(整骨院)で健康管理などを受けたときの注射に禁止薬物の成分が含まれていたと説明。20日に病院を告訴し、現在、警察が捜査中という。

ただ、病院側の過失が認められてもドーピングで摘発された選手の免責事由にはならないため、朴選手に対するFINAの懲戒処分は避けられない見通しとなっている。
そのため、ある関係者は「聴聞会準備チームとしては懲戒の減免に焦点を合わせることが現実的な対応になるだろう」との考えを示している。

FINAは、聴聞会で朴選手側に釈明の機会を与え、懲戒の有無や内容を決める予定。
1ヶ月でも資格停止処分が出されれば、朴選手は現在の大韓体育会の規定上、来年8月に開幕するリオデジャネイロ五輪に出場することができないとされる。
以上、韓国・聨合ニュース参照

すでに、聨合ニュースでは、「朴選手」のことを「朴」と記載しており、すでに確定犯の表現になっている。
サッカーならば、現代自動車のボンボン(FIFA名誉副会長)が出しゃばってこようが、水泳ともなると、国家直属の韓国体育会挙げての支援しかないだろう。

強力なライバルたちがひしめく200メートル、400メートル自由形、朴選手は2008年の北京オリンピック400m自由形の金メダリストであるが、年齢的にも峠を越えているともされる。
昨年の仁川アジア大会の200m自由形は、最後の追い上げにより萩野選手が金、孫選手が銀、朴選手の順だった。また、400m自由形は、孫選手が金、萩野選手が銀、朴選手の順だった。
朴選手は、今回の件でドーピング判定されればこれらのメダルも剥奪される。
医師であろうが誰であろうが安易に注射を受けたアスリート朴選手の自己責任は、この世界では免れない。アジア最強スイマーとして、(異常とも思える)国家の名誉を担う朴選手のプレッシャーは相当なものだったと思われる。

 

[ 2015年1月31日 ]
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