この間、経済政策では、一つも効果的な政策を打ち出せず、若者の失業率は高まるばかりとなっている。
また、最近になっては、李明博まで回顧録なんじゃらを出版し、政権時代の美化と言い訳および暗に朴ちゃん批判を展開してしまう始末。

可哀想な朴ちゃんは、就任早々から、李明博を越えられず踏襲、国民が引き続き一番喜ぶ反日に有頂天になり、公有地不正取得疑惑問題・４大河川問題などで李明博を追及してこなかったことが、李明博を居直らせる原因ともなっている。

朴ちゃんの支持政党で多数与党のセヌリ党も一枚岩ではなく、李明博派がまだ燻り続けていることを匂わしている。

こうした、セウォル号問題・おデート問題・秘線問題・国内経済問題・年末調整問題などなどにより四面楚歌状態に陥っている朴ちゃんに、光陰の矢を放ち続けているのが努力家の習チャンの愛の矢である。
セウォル号沈没で亡くなった３００有余名の魂が、まだ、青瓦台あたりに彷徨っているようだ。

韓国ギャラップは先月３０日、「朴ちゃんの国政遂行への肯定評価は２９％」と発表した。朴槿恵ちゃん政権発足後毎週支持率を調査してきたギャラップの調査では最低値となった。
これに先立ちリアルメーターは先月２７日、朴ちゃんの支持率を２９．７％と集計した。国政運営のマジノ線である支持率３０％が崩壊した。
キム・ビョンジュン国民大学教授は「支持であれ反対であれ大統領支持率３０％は国の不幸」と述べているほどだ。
下落速度も急。１月第１週に４０％だった肯定評価は、その後３５％→３０％→２９％と落ちた。３週間で１１ポイント下がった。これに対し否定評価は５１％→５５％→６０％→６３％と上昇した。肯定評価の２倍以上となっている。

勢い身を構えヒステリックになるのは、おデート問題と秘線問題だけでは国民が持たないだろう。産経支局長の起訴、世界日報の社長や記者など６人を告訴するなど、韓国には韓国の報道の自由があると、民主主義世界の報道の自由に対して挑戦状を突きつけてしまっている。それ以外は無しのつぶて。

おデート相手=秘線問題の核心人物の元の妻が気になる。元々朴ちゃんの両親が悲劇的な最後を遂げ、打ちひしがれていた時に寄り添っていた女性として知られていた。その後、朴ちゃんがガールスカウト総裁や財団の理事長などしていた時には秘書として、いつも二人三脚であったという。
この女性がおデート疑惑と秘線問題の核心になる男性(ソウルで日本料理店の経営者だった)と結婚。ところが、朴ちゃんが１９９８年に政治の世界に入り、いつの間にかこの女性の夫が、朴ちゃんの片腕に上り詰めていた。
それも昨春、仲がよかった女性と核心男性は正式に離婚したという。しかし、この元の妻は、朴ちゃんと仲もよく昔からの付き合いがあったにもかかわらず、この間一回も世間に登場してこないのだ。それほど誰かを憎んでいるのだろうか。