アイコン なかなか決まらない平昌冬季五輪スポンサー まだ決定は4社

2018年の平昌冬季五輪組織委員会は、スポンサー企業の募集も競技場の建設に劣らないほど苦戦しているという。

イ ンフラ関連予算(道と国が受け持つ)を除いた大会運営予算全体(2兆540億ウォン=約2,220億円)のうち8,530億ウォン(約920億円)をスポ ンサーの支援で賄う必要があるが、大会まであと3年となった現在、組織委は目標に遠く及ばない実態が明らかになっている。

現在のところ、平昌五輪組織委との契約に漕ぎ付けたスポンサーは、

KT(通信分野)、
ヨンウォン・アウトドア(スポーツウエア分野)、
サムイル会計法人(会計分野)、
パゴダ・アカデミー(語学教育サービス分野)
の4社にすぎないという。

組織委が当初設定したスポンサーの募集分野30種類のうち4分野(13.33%)にとどまっているという。
過去4回の冬季五輪では、開催国の企業50社以上がスポンサーについている。
 昨年のソチ冬季五輪の組織委は、13億ドル(約1550億円)を早めに確保していた。

2020年の東京五輪の組織委は、通信大手NTTやアサヒビールが大口スポンサー契約を結ぶなど、順調な滑り出しを見せている。

監査院によると、平昌五輪組織委は2013年、自動車会社を対象に25億ウォン(約2億71百万円)のスポンサー契約を取り付けるという計画を立てたが、関連企業に対する説明会を行うこともなかったとされる。
昨年に事業説明会を行ったのは衣類、語学教育の2分野だけだった。

監査院は「スポンサーの誘致実績が少ないため、組織委が2011年から昨年上半期までに金融機関から追加融資を受けた額は187億ウォン(約20億円)に達しているという。一方、組織委は「現在2~3社の企業と交渉しているという。・・・・どうなることやら。

国中お祭り騒ぎをしなくてはならない冬季五輪開催に、いつもマスコミからお国自慢されるポスコ・現代自動車・サムスン・LG・NAVER・LOTTEか新世界・大宇・FILAなどのスポンサー候補企業は何してんだろう。(但し、サムスンは、別途IOCとワールドパートナーで長期契約済であり重複スポンサーになるしかない。LGは同業で脱落する)

平昌冬季五輪スポンサー

[ 2015年2月10日 ]
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