国際金融市場もこのような韓国を通常の新興国より高く評価している。それでも安全装置はあればあるほどほど良い。
今年米国の利上げがどんな影響を及ぼすのか予測不可能だ。さらに国際原油価格の急落で危機説が飛び交っている。
韓国に問題がなくても、アジアや南米などで通貨危機が起きた場合、これに巻き込まれないという保障はどこにもない。
いずれにしても通貨スワップは金融市場の信頼を得るために必要な象徴として締結するもの。
基軸通貨国である米国との通貨スワップがすでに２０１０年に終わっているところへ、日本との通貨スワップまで手放すことは軽く見るようなことではない。
子供じみたチキンゲームを行う時でもない。暗鬱だった通貨危機と２００８年金融危機当時の辛い思い出をすでに忘れてしまったようだ。

ちょうど今年は韓日修交５０周年の年だ。竹島や慰安婦など、いくら政治・外交的な問題で両国間の葛藤が鋭くなったといっても、経済官僚まで揺れてはいけない。
このような形なら、両国財務相会談が今年５月から再開されても正常な経済協力は期待できない。日韓関係が正常化するどころか逆回りしている。
どうするつもりでこのようなことをするのだろうか。２月２２日は竹島の日。
以上、

両国政権が国民の支持を維持するための今回のスワップ協定終了だろう。そうした中で、二階氏は何しに韓国へ１４００人も引き連れて行ったのだろうか。単なる個人的なパフォーマンスだったのだろうか。届けた親書の中身は、会いたい遭いたいだけだったのだろうか・・・。