アイコン 8日韓国MERS感染者 23人増の87人に拡大

田舎の平沢聖母病院で感染拡大したが、首都ソウルに大病院であるサムスンソウル総合病院(医師含む34人感染)が第2の感染源となっている。8日午前8時発表された感染者数は前日より23名増加して83名となった(うち5名死亡)。
韓国当局は、病院を介しての感染と病院を封じれば何とかなると楽観視しているが、感染者は遺伝子検査しない限り発病するまでわからず、発病して病院に駆け込むことから、その間に感染させる可能性も高い。今回の感染者でも一部、隔離対象者ではない人が感染している。隔離対象者でもそのほとんどが自宅隔離対象者であり、いろんな所へ出かけていることも発覚している。
国民を安心させる前に、国民に対して対応策を取らせることが先決だろう。

韓国MERS 感染者数と経過 
・韓国保健局の発表は午前8時台に前日分が報告されており、当数値はその報告に基づく。参考紙:朝鮮日報・聨合ニュース・中央日報ほか。累計数値
2015
増加数
感染者数
死亡
発生状況など
5月20日
 
1
 
中東帰国者、11日発熱・発症 
5月22日
2
3
 
中東帰国者の妻と平沢病院患者
5月26日
1
4
 
平沢病院感染者の娘(40代、親を看護)
5月27日
1
5
 
50代医師
5月28日
2
7
 
平沢病院患者と同病院の20代の医療スタッフ
5月29日
2
9
 
平沢病院患者と同病院の30代の医療スタッフ
5月30日
4
12
 
最初に診察を受けた医療スタッフと平沢病院患者3名
 
1
13
 
中国渡航者、中国恵州市の隔離病院で感染確認
5月31日
2
15
 
平沢病院患者と入院中の母(未感染)を見舞った娘
6月1日
3
18
 
平沢病院患者2名と入院患者の家族1名
6月2日
7
25
2
3次感染患者2名、患者5名、死者は50代女、70代男
6月3日
5
30
 
平沢病院患者4名と別病院入院患者で3次感染1名
6月4日
6
36
 
サムスン病院医師1名、3次感染医師1名、入院患者3名、入院の空軍元士1名
6月5日
5
41
4
通院入院していた患者4名と見舞った空軍曹長が感染、死者は70代男2人
6月6日
9
50
 
サムスン病院関係5名、平沢病院関係3名(医療スタッフ1名含)、別病院1名
6月7日
14
64
5
サムスン病院で10名感染、平沢病院3名、ほか1名、死者は感染の末期がん患者
6月8日
23
87
 
サムスン病院17名、大田市の2病院6名
6月9日
 
 
 
 
6月10日
 
 
 
 
6月11日
 
 
 
 
6月12日
 
 
 
 
6月13日
 
 
 
 
6月7日午前5時現在の隔離対象者: 前日比495人増の2361人。うち、自宅隔離は2142人、病院隔離は219人。サムスン病院追跡879人。
 
[ 2015年6月 8日 ]
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