アイコン 第2の感染源となってしまったサムスンソウル病院

韓国内屈指の最高の医療施設と感染管理能力を備えているという評価を受けていたサムスンソ ウル病院、いまや、第2の感染源となってしまい、同病院関係で7日10人、8日には17人と感染者数(毎日朝8時発表される数値、計34人)が急増してい る。しかもソウルという首都での感染拡大は、これまで保健福祉部が単なる風評被害から隠蔽・拒み続けてきた感染関係病院は、これまで病院名公表を頑なに拒 否してきた保健福祉部が7日、ギブアップ宣言のごとく、24病院と自ら公表せざるを得ない状況に追い込まれる。

全国の病院で組織する韓国病院連盟は、逆に風評被害が生じていることから、記者会見で感染関連の病院名を公表すると発表したが、保健福祉部により発表を止められた。

また、ソウル市長も病院名を公表するとしたが、これも政権とソウル市長(野党統一候補者)が対立して実現しなかった。ただ、ソウル市は1500名会合の出席者に対しては、自宅隔離を求めるため、全員に通知したという。

6日になると、韓国最大手新聞社の朝鮮日報が、サムスンソウル病院での感染を発表したが、聨合ニュースや中央日報は当局の指示に従い病院名を掲載しなかった。
これは、政権党のセヌリ党内でも反主流派が過半を占め、朴大統領率いる主流派とのMERSに対する方針が異なっていることに起因しているものと見られる。
こうしたサムスンソウル病院報道を受け、7日、保健福祉部も発表に追い込まれたものと見られる。

保健福祉部は、サムスンソウル病院で救急担当の医師の感染が2日判明、しかし、発表はなぜか4日に行われていた。政権がサムスンに気を使った証拠とされている。しかも同感染医師は風邪の症状がある中、5月30日、1500人の再建築協会の会合に出席、31日には同病院講堂で行われた学会のシンポジウムにも短時間出席している。すでに同病院ではMERSウイルス感染者が出ていた。しかも救急医療担当である。
また、サムスンソウル病院は、学会のシンポジウムを31日、同病院でMERS感染者が出ている中、開催している。当然、サムスン病院関係者も大勢出席していた。
こうした中、サムスン病院の感染医師はもっと多いという噂まで流れているという。

[ 2015年6月 8日 ]
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