アイコン 6月の企業物価指数 3ヶ月連続して下落 原油価格安

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日銀の発表によると、企業間で取り引きされるモノの価格の動きを示す先月の企業物価指数は、原油価格の下落を背景とする電気料金の値下がりの影響で、前年同月比▲2.4%安となり、3ヶ月連続の下落となった。
先月の企業物価指数は、平成22年の平均を100とした指数で103.6となり、前年同月を▲2.4%下回り、3ヶ月連続で下落した。
これは、原油価格の下落に対して時間を置いて影響が出る産業用や業務用の高圧電力の価格が下がっていることや、中国経済の低迷で銅やアルミニウムなどの非鉄金属の価格が下落しているため。

また、調査対象の814品目のうち、値下がりした品目は346、値上がりした品目は336で、6ヶ月続けて値下がりした品目が上回っているが、先月と比べて値下がりした品目が10減少し、値上がりした品目が6増加したことから、その差は縮まっている。
日銀は、原油価格は、足元では上昇傾向にあり、円安の影響などによるコストの増加を価格に転嫁する動きもみられるので、今後、企業間のモノの価格も上昇する可能性があると話しているという。
以上、

日銀の原油価格の判断が、大きな間違いを犯す。WTI価格が60ドルを大きく超えることはもはや、シェールオイル埋蔵量と生産量やイラン情勢、世界経済の低迷から考えられないのが、現状となっている。中国経済の低迷だけでも原油や資源価格が暴落してきた。原油価格安が一巡するのは10月頃、それまで企業物価指数に大きく圧し掛かる。 貿易収支は改善され続けており、おまけに原発再稼動で原油・天然ガスの輸入額も減少していくことになり、大きく円高に振れる環境下にある。17年3月期の決算は如何に。バズーカ砲といわず、波動砲でも打ち込みますか。

 

[ 2015年7月10日 ]
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