英国週刊誌エコノミストは７月１６日、恒例のビッグマック指数を発表した。 ビッグマック指数は、各国の物価水準を比較する購買力平価指数の一種で、マクドナルドのビッグマックの価格を基準として算出するためこう呼ばれている。
米国のビッグマックは４．７９ドル、これを基準に各国ではいくらで販売されているか、その価格を為替相場に基づき、ドル換算や円換算した場合、高いか低いかを指数として表したもの。各国の経済力を測るための指数として利用されている。

ビッグマックは商品としては世界共通だが、価格構成要素はその国によって異なり、労働生産性も異なり、価格も異なってくる。
購買力からすれば、日本でビッグマックが３７０円、アメリカでは４．７９ドルで販売されており、370/4.79=77.244 となる。1ドル=77.244円 がビッグマック指数となる。
現在の為替レートは１ドル１２３円、為替相場はビッグマック指数に比べて大幅に円安であり、今後、７７円に向けて円高が進むと推理されるというもの。
しかし、為替相場は国々の金融政策により、大きく変化することから、一概に円高に進むとは言い難いが・・・。ただ、購買力からすればそうなる。
韓国の若い人たちが多く訪日しているが、韓国の人たちはビッグマックを自国では４６６円で食べているが、日本に来れば２０％安の３７０円で食べれる感覚で買い物や遊びにきている。