アイコン 世界中での安値受注がたたる韓国勢 大宇造船海洋▲2100億円損失隠し露見 

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世界中で海陸とも大型プラントを取り捲る韓国勢であるが、安値受注がたたり、業績を悪化させている。
大宇造船海洋(倒産した大宇財閥の系統、政府系銀行が筆頭株主)が、海洋プラント分野で▲約2兆ウォン(約2160億円)の累積損失を出しながら、公表してこなかったことが明るみに出たと韓国紙が報道している。

同社は2011年に1隻当たり6000億ウォン(約648億円)で受注した極地リグ(掘削装置)の建造過程で▲1兆ウォン(約1080億円)前後の損失を出していた。

韓国政府関係者は14日、「大宇造船海洋が自主的に調査を進めているが、約2兆ウォンの損失が業績に反映されなかったと聞いている。最終的な損失規模は来月初めにも確定する」と説明したという。
海洋プラントは、固定式または移動式の原油掘削・生産装置を指す。
大株主である政府系の韓国産業銀行の関係者は「海洋プラント事業分野以外にもルーマニアの大宇マンガリア重工業など子会社の損失も予想より大きい。損失が▲3兆ウォンに迫る可能性もある」と述べた。

 大宇造船海洋と並び、造船業界のビッグスリーと呼ばれた現代重工業とサムスン重工業は昨年、これまでの累積損失を業績に反映した。
現代重工業は▲3兆2495億ウォン(約3510億円)に上る過去最高の営業損失を計上。
サムスン重工業も海洋プラント事業で発生した▲7500億ウォン(約810億円)の損失を反映し、営業利益が前年比▲80%減の1830億ウォン(約198億円)にとどまった。
 
大宇造船海洋の損失規模が公表されれば、城東造船海洋など中規模造船所の経営難が深刻化している状況で、造船業の社債満期繰り延べなど資金調達が困難になる可能性がある。

このため、政府は構造調整支援策を検討している。大宇造船海洋は今年末までに5000億ウォン程度の社債が満期を迎える。産業銀は大宇造船海洋の子会社のうち業績が悪化した大宇マンガリア重工業など5~6社を清算、売却などを通じ整理することを検討している。
韓国産業銀行は、大宇関連の大宇証券や大宇建設を以前子会社化している。
以上、

韓国勢は、世界中、安値受注で取り捲ることから、世界中のプラント工事会社が困惑している。しかし、その安値受注でも、設計会社や発注者は高い品質での納品を当然としていることから、最近では利益が取れなくなるどころか、多くのプラント工事で赤字に陥っている。
こうした工事を受注したときには、韓国の報道機関も世界に勝ち誇ったように大々的に報道するが、その顛末が、決算粉飾では・・・。
韓国勢のプラント工事を含めた海外建設工事の受注高は年間6兆~8兆円に上っている。そのうち中近東が約6割を占める。いまや世界中で韓国勢どうしが安値受注競争している有様。
たぶん韓国勢は受注競争に打ち勝ち受注してから、建設予算を逆算しているのかもしれない。
2009年12月韓国政府主導でUAEでの原発初受注は、
1.   原発4基の建設代186億ドルのうち100億ドルの融資。
2.   原子炉稼働事故保険60年保証。
3.   故障時の修理回復保証。
4.   運転、燃料供給等の完全管理。
5.   原発の韓国軍による駐留警備
(60年間の管理運営費用は別途200億ドルともされている)

不正だらけの韓国原発、検査に合格したはずの超高圧ケーブルでさえも偽装だった。
ただ、肝心の原子炉に関しては、粉飾の東芝および同社米子会社のウエチングハウス社が対応しており、問題なく工事は進むと見られている。但し、UAE原発は古里新原発仕様となっており、ウエスチングハウス社版の改良型の新製品が入り、全体工事もまだ未完成、今年運転開始予定となっている。
 こうして建設が旨くいったところで、建設予算がおさまるかどうかは別問題となっている。因みに当原発の入札額は、日本は韓国の倍額(日本の原発がいかに高く造られているかの見本ともいえる)、フランスは韓国より2割高かったとされている。 

日本を代表するエンジニアリング会社 日揮の決算推移
連結/百万円
2013年3月期
2014年3月期
2015年3月期
売上高
624,637
675,821
799,076
営業利益
64,123
68,253
29,740
経常利益
72,489
83,675
44,867
当期利益
46,179
47,178
20,628
 
[ 2015年7月16日 ]
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