アイコン 中国 株支えに年金基金20兆円投入 餌食か暴騰か

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中国政府は23日、年金基金の株式投資を解禁すると発表した。年金資産の30%まで株式に投資することを認めた。下落傾向が続く株価の下支えを狙った措置とみられる。
国営新華社通信によると、2014年末時点の年金基金残高は3兆5600億元(約68兆円)で、これまでは損失が生じないよう、国債など安全な資産での運用に限定していた。株価が急落した今年6月末、株投資を認める方向で手続きに着手した。
以上、

習さんも世界陸上、9月3日の軍事パレードなど日程が目白押しの中、株価までまた不安定化している。7月8日を下回る水準になれば、次の手を打ってくると予想していたが、人様の年金基金を通常の株投資ならば、問題もなかろうが、株価下落の買い支えに使用するとは・・・。
今回の株価下落は、矢継ぎ早の金融緩和政策によりバブル化し、金融緩和でもなかなか経済の指標が好転いない現実に目が覚め下落。これまで政府主導で買い支えしてきたものの上半期(6月)の企業の決算が出揃い7月8日に肉薄しているもの。

中国政府は8月になり元安誘導(2.7%~3.0%)、輸出競争力K上昇により製造業の回復、輸出企業の企業業績回復による株価高=上海総合指数高を目論だが、市場は逆にそこまで経済が悪いのかと受け取り18日の▲6%強の大幅下落となった。18日から21日にかけWK、上海総合指数は▲12.61%も下落していた。
企業の業績及び業績予想という裏付けされなければ、今回の発表で一時的に株価は4000Pそこそこ迄戻そうが、年金が食い物にされるおそれがある。また下がる。
欧州と中国は意外と経済関係が深い、中国がダメになると欧州も影響を受ける。また、東南アジアも同じ、中国経済がペシャルと東南アジア経済もペシャル。また、逆もある。
東南アジア経済は、FRB不況(金利を上げると口先介入だけ続け、新興国からドル投資が引き上げられ、為替安を生じている。)に中国経済の低迷も重なり、そうした東南アジア経済の低迷の影響は、中国にも生じ、製造業が振るわなくなっている。

 

上海総合指数時系列  
 
上海総合
 
指数
前日比
8月21日
3,507.74
-156.55
-4.27%
8月20日
3,664.29
-129.8
-3.42%
8月19日
3,794.11
46.0
1.23%
8月18日
3,748.16
-245.5
-6.15%
8月17日
3,993.67
28.3
0.71%
8月14日
3,965.34
10.8
0.27%
8月13日
3,954.56
68.2
1.76%
8月12日
3,886.32
-41.6
-1.06%
8月11日
3,927.91
-0.5
-0.01%
8月10日
3,928.41
184.2
4.92%
8月7日
3,744.20
82.7
2.26%
8月6日
3,661.54
-33.0
-0.89%
8月5日
3,694.57
-62.0
-1.65%
8月4日
3,756.55
133.6
3.69%
8月3日
3,622.91
-40.8
-1.11%
7月31日
3,663.73
-42.0
 
 
 
 
 
7月8日
3,507.19
近時最低
-32.11%
6月12日
5,166.35
近時最高
 
赤は下げ日
 
[ 2015年8月24日 ]
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