アイコン 15万人の武蔵村山市長 最高のBSL-4稼動合意 国立感染症研究所

スポンサード リンク

安全神話などどこにもない。
15万人都市のド真ん中に国立感染症研究所村山庁舎は存在する。
BSL-4の施設として建造されたが、それも老朽化している。
住宅地にBSL-4の研究施設があるなんて、世界中どこへ行ってもない。

塩崎厚生労働大臣は、エボラ出血熱など危険度の最も高い感染症の病原体を取り扱うことができる実験施設を巡って、施設がある東京・武蔵村山市の市長と会談し、国として安全対策を強化することなどを前提に、近く施設を全面的に稼働させることで合意した。

国立感染症研究所(東京都武蔵村山市学園4-7-1)の高度安全実験施設は、エボラ出血熱など危険度の高い感染症の病原体を解析したり、ワクチンの開発を進めたりする設備を備えていますが、地元住民の同意が得られていないことから、現状では危険度の高い感染症の病原体は取り扱えず、全面的な稼働はしてはいない。

こうしたなか、塩崎厚生労働大臣は3日、武蔵村山市の藤野勝市長と会談し、「施設の全面稼働は国民の生命や健康を守るために不可欠だ」として、市側の要望を踏まえ、施設の安全対策や災害対策を強化するほか、施設の使用状況などを積極的に情報開示する方針などを伝え協力を求めた。
これに対し、藤野市長は「市民から出された質問などに国が丁寧に説明をしてきたことは理解した」と述べ、近く施設を全面的に稼働させることで合意した。
会談のあと、塩崎大臣は記者団に対し「安全対策、防災対策を十分に行うことなどを前提に、施設の稼働に理解をいただいた。1週間ほどで稼働の判断をさせていただきたい」と述べた。
以上、

ちなみに先月まで韓国で大流行した致死率22%(人経由)~40%(家畜経由)MERSコロナウイルスはBSL-3。 
また、15万人の都市に膨れ上がった武蔵村山市であるが、そのど真ん中に国立感染症研究所施設はある。すぐ近隣には東京経済大学や小・中学校なども多い。
広大な敷地の森林に囲まれたりは、まったくしておらず世界的に見ても類を見ない住宅街に位置する。ここは後進国か・・・。
せめて、人里離れたところにこうした研究施設を造るべきではなかろうか。

<バイオセーフティレベル・・・WHO制定>バイオハザート
レベルⅠ: ヒトあるいは動物に病気を起こす可能性の低い微生物。

レベル2: ヒトあるいは動物に病気を起こすが、実験者およびその属する集団や家畜・環境に対して重大な災害を起こす可能性はほとんどない。実験室感染で重篤感染を起こしても、有効な治療法・予防法があり、感染の拡大も限られている。インフルエンザウイルスなど。

レベル3: ヒトあるいは動物に生死に関わる程度の重篤な病気を起こすが、普通ヒトからヒトへの伝染はない。有効な治療法・予防法がある。黄熱ウイルス・狂犬病ウイルスなど。

レベル4: ヒトあるいは動物に生死に関わる程度の重篤な病気を起こし、容易にヒトからヒトへ直接・間接の感染を起こす。有効な治療法・予防法は確立されていない。多数存在する病原体の中でも毒性や感染性が最強クラスである。エボラウイルス、マッサ熱ウイルス、マールブルグウイルス・天然痘ウイルスなど。
最高度安全実験施設である。レベル3に加えて、レベル4の実験室は他の施設から完全に隔離され、詳細な実験室の運用マニュアルが装備される。未知のウイルスを扱える。
(レベル3に加えて)
1、クラスIII安全キャビネットを使用しなければならない。
2、通り抜け式オートクレーブを設置する。
3、シャワー室を設置する。
4、実験室からの排気は高性能フィルターで2段浄化する。
5、防護服未着用での入室を禁ずる。

BSL-4施設では長崎大学も、長崎市内のど真ん中の長崎大学病院敷地内に新たに併設することで動いている。
・・ギリシャ神話や日本神話はあるが、安全神話などどこにもない。
 

[ 2015年8月 3日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP

↑トップへ