アイコン 2015年中国自動車市場(2) 日系と独系・ホンダほか

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<ホンダ>
なかでも販売台数が一番多かったのが東風日産、広汽ホンダ、一汽トヨタの3社で、7月までの累計販売数は119万3540台に達し、9社の日系自動車企業の中の総販売数の64%のシェアを占めている。

<広汽本田>
最も際立っていたのはホンダ。だが、2014年のホンダの中国での販売台数は紆余曲折があり、合弁企業の広汽本田と東風本田は共に販売目標を達成できなかった。

2014年の広汽本田の年間販売台数は48万台で、目標とした50万台に2万台及ばなかった。このためホンダハ2015年の販売目標をやや控え目な52万台にした。ところが、1~7月の販売台数が33万106台に達したことを受け、販売目標を55万台に上方修正した。
広汽本田の1~7月の販売台数には、新車のヴェゼルが6万2500台、新型フィットが5万9700台、新型オデッセイが2万1000台と大きく貢献。ただ、他の旧型車はいずれも販売台数を大幅に減らした。
広汽本田では、8月29日に再び新車のシティを発売。新型シティの販売台数は、月1万台以上に達し、年産10万台以上の新たな車種になることが期待されている。
 
<広汽トヨタ>
広汽トヨタは、新型カムリ、レヴィン、ハイランダーの好調な売れ行きが持続し、7月までの推計販売数は23万3525台に達し、前年同期比24.33%増加した。下半期、広汽トヨタはコンパクトカー市場にダブルエンジンのハイブリッドパワーオートモービル「新型ハイブリッドレヴィン」を投入し、現在人気のモデルに加え、販売増をはかる。
 
<長安マツダ>
長安マツダの販売数は最大の伸びを示し、前年同期比59.8%増加して8万2431台だった。マツダ3アクセラ、アテンザとコンパクトSUV車CX-5はすでに長安マツダの売上成長の礎となり、年内において企業の業績記録を塗り替える力となる。ただ、一汽マツダは減少している。
 
2015年 中国自動車市場
 
全体
中国民族系
日系
2013年
2,198.41
722.20
293.06
13.9%
11.4%
15.3%
2014年
2,349.19
757.33
309.52
6.9%
4.1%
5.6%
2015年
1月
231.96
86.78
24.35
7.6%
21.5%
-3.1%
2月
159.33
60.52
14.76
-0.2%
19.7%
-16.0%
3月
224.06
81.92
26.21
3.3%
21.3%
-0.1%
4月
199.45
68.64
27.48
-0.5%
14.3%
5.4%
5月
190.38
63.31
28.78
-0.4%
8.2%
14.1%
6月
180.31
57.08
29.24
-2.3%
-0.1%
8.3%
7月
150.30
49.42
25.66
-7.1%
5.1%
22.4%
7月累計
1335.33
467.88
176.49
0.4%
13.6%
4.9%
・商業車含む。下段は前年比
2015年8月
 
8月
1~8月
 
トヨタ
94,200
699,500
20.0%
12.9%
ホンダ
78,277
612,276
50.7%
34.9%
マツダ
15,983
148,482
1.2%
13.7%
日産
8月未、(7月迄累計は2.8%増の672,100台)

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[ 2015年9月 8日 ]
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