アイコン 8月のマカオ賭博=カジノ収入▲35.5%減、累計でも▲36.5%減

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マカオ特別行政区が発表した2015年8月の賭博収入状況は次のとおり。
8月の賭博収入は、前年同月比▲35.5%の大幅減少となり、186億2,300万マカオパタカ(約2,806億円)となった。
 1月~8月の賭博収入累計額は、前年同期比▲36.5%減の1,588億8,200万マカオパタカ(約2兆3,946億円)にとどまっている。
 マカオの賭博収入は、昨年から減少傾向に転じており、2014年収入は2013年比▲2.6%減の3515億2,100万マカオパタカ(約5兆4,256億円)だった。
以上、

マカオ賭博の最大顧客である中国人、その中国では中央政府により官僚の不正腐敗追及が続いており、その追求の手は海外居住者にも及んでおり、とどまる所を知らない。

先般は、米国で中国公安が、捜査対象者の身柄確保に許可なく活動していたことから、米政府が警告を発するほど徹底している。

習政権は、これまでの政権とは異なり、磐石な独裁政権を構築することを目標としており、反主流派ならば、これまでの元中央政治局員の免罪の慣例など適用させず、逮捕するに至る強行姿勢を貫いている。
叩けば埃がする中国高級官僚たちが大量に失脚させられているが、まだまだ続く。
そうしたことから、賄賂を渡す側の企業も対象となっており、マカオカジノに現を抜かす余裕などなくなっている。

また、中国公安当局が、マカオに出入りする客の官僚や企業主などの監視活動を続けており、うかうかカジノへ行ける状況でもない。
 こうしたことから、中国の官僚や企業主たちのマカオへの足が遠ざかり、カジノ収入が激減している。
 当然、6月中旬から始まった証券バブルの崩壊や中国経済の低迷も影響している。
今や香港も台湾も中国経済に完全に連動しており、こうした国からの客足も遠ざかっていることから、中国経済の回復を見ない限り、マカオのカジノ収入の回復には時間がかかると見られる。


 ヴェネチアンマカオカジノ
ヴェネチアンマカオカジノ
 

[ 2015年9月 5日 ]
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