＜入国阻止、チェコ・ハンガリーに続きドイツも＞
チェコのホバネツ内相は１３日、難民や移民がハンガリー経由で大量流入しているオーストリアとの国境で警察部隊を増強し、難民らの流入を阻止すると述べた。チェコ通信が伝えた。

　ドイツは１３日、既に難民らの流入を制限するため入国検査を導入し、オーストリアからの列車の入国を停止した。
（一説によるとドイツ産業界は、少子化、労働力不足で最大８０万人の難民を受け入れる用意があるとされるが、現実の政治は許さず、ＥＵそのものの存立基盤が揺れている）

ホバネツ氏は、チェコがオーストリアからドイツに至る唯一のルートになったとして「欧州連合（ＥＵ）の法律に従い、オーストリアに難民らを返す」と強調した。
　ホバネツ氏は、問題は主にオーストリアの領土内で起きている。チェコは自国民の安全を最優先にして守りたいと話しているという。
　以上、

今後、難民の暴徒化や大量餓死者が生ずる恐れもあり、その対策費を経済大国の中国や世界からかき集めることが求められる国連であるが、戦後最悪の事務総長ではどうにもならない。
また、国連で緊急討議も求められようが、最悪の事務総長ゆえ、その動きも今の今までない。
　
難民は海路に加え、陸路でも何千キロも踏破し、西欧に押しかけている。トルコ・セルビア経由でハンガリーへ押し寄せている。
地図を見る限り、海路は一度ギリシャへ渡り、財政崩壊のギリシャから北上しているものと見られる。

＜ＥＵ崩壊の危機＞
ドイツへ至るオーストリアは、ギリシャ、スロヴェニア、ハンガリー、スロバキア、チェコ、ドイツ、スイス、イタリアと国境を接している。
ドイツが優柔不断な対応をしていたことから、ユートピアと思った難民が押し寄せていることもある。また、ＥＵでは加盟国間での人の移動の自由が保障されており、受け入れたとしてもその後、受け入れた難民が、加盟各国に大量に押し寄せるおそれがある。

・・・アラブの春の総括が難民として押し寄せている。それまでアラブの春にかこつけて大量に武器を供与し、ポロ儲けした西欧・東欧の国々へ押し寄せているともいえる。