アイコン トム・クルーズ主演映画の飛行機墜落2人死亡  『Mena(原題)』撮影終了直後

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米俳優トム・クルーズ主演の映画撮影チームを乗せた飛行機が11日、コロンビアで墜落し、2人が死亡した。航空当局と米ユニバーサル・ピクチャーズが明らかにした。

撮影チームはダグ・リーマン監督の映画『Mena(原題)』の制作を終了したばかりで、同国メデジンのエンリケ・オラヤ・エレーラ空港に戻る途中だったという。

飛行機は、アンティオキア州の町サン・ ペドロ・デ・ロス・ミラグロス近くの山岳地帯に墜落した。
同国の民間航空当局エアロシビルのウリエル・ベドーヤ氏によると、この飛行機は双発航空機で、現地時間11日午後5時30分(日本時間12日午前7時30分)頃に墜落した。

トム・クルーズは1993年にメデジンで殺害された同国の麻薬王パブロ・エスコバルのために働いた米国人パイロット、バリー・シールの人生を描いた映画の撮影のため、先月20日にコロンビア入りしていた。
墜落で死亡した2人はともに米国人で、アラン・パーウィンさんとカルロス・バールさん。飛行機を操縦していたジミー・リー・ガーランドさんは負傷し、メデジンの病院に搬送され治療を受けている。

死亡したパーウィンさんは、映画やニュース、医療用に航空機を提供する会社ヘリネットの創立者で、墜落した機体も同社所有だった。
地元当局によると墜落時の飛行環境はよく、日没前でまだ明るかったという。当局は、突風が事故原因になった可能性もあるとして調査を進めている。
以上、AFP
 

[ 2015年9月14日 ]
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