アイコン 中国 流行のダウンサイジングエンジンのターボチージャーの危険性論評

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低燃費、低排ガス、高出力、高トルクで見直されているターボチージャー付きダウンサイジングエンジン。
中国メディア・捜狐は、日本が自動車のターボチャージャーの優れた技術を持ちながら自ら使おうとしないとし、その理由について考察する記事を掲載した。
記事は、ターボチャージャーが大きなトレンドとなっているなかで「ターボチャージャーがなければ技術的に劣り、良い自動車を選ぶ目が不足している」といった風潮が出ているとしたうえで、ターボチャージャーを採用したエンジンには安全リスクが潜んでいると伝えた。
 そして、米国のあるターボチャージャーを搭載したエンジンで実験したところ、100馬力に達した状況でエンジンの温度が1600度を越えていたと紹介。 一般のターボエンジンは始動後程なく軽く600度に達するとし、量産型の1.8Lターボエンジンを停止してすぐエンジンルームを観察するとパイプが赤く なっていることが確認できたとする画像を掲載した。

そのうえで、「ターボエンジンがなぜ容易に発火するかを理解することは、写真を見れば簡単だ」、「鉄が赤く焼けるほど高温で作動しているターボチャージャーに漏れた燃料が付着すれば瞬時に発火し、爆発を引き起こす」と解説。

その例として、2010年に上海フォルクスワーゲンの幹部が乗っていたターボ車が走行中にダンプカーと接触して前部が破損、その後爆発を起こし、乗っていた幹部4人が死亡した事故を挙げた。  また、ターボエンジンは停車後さらに一定時間作動し続けてからでないと温度が下がらないとも説明。
ターボチャージャーは日本人が得意とする技術であるとしたうえで、「興味深いことに、日本人はこの先進技術を他人に用いさせ、自分では使わないのである」と論じた。
以上、サーチナ参照

今のVWのTSIエンジンは、こうした問題を払拭させたのだろうか、また、日本勢も多く、直噴ターボのダウンサイジングエンジンを導入しているが・・・。当然、既に圧縮比を低くしたりして安全は担保されていると思うが・・・。

そうした中国では、VWのダウンサイジングエンジンが、そのドイツ仕込みのテクノロジーとしてバカ売れしている。しかし、こうした記事が売れ行きに支障をきたすおそれもある。
(VWは中国だけで昨年368万台売った。ところが、国営中央TVが、修理でぼったくりしているVW現場を放映したからか、ユーザーが日本勢の新車に見直しをかけたのか、8月までに独車全体で▲5.4%減となっている。こうした状況に、メーカーもディーラーも在庫増となり、共に大幅値引きにより8月は▲3.5%減に納まっている)


 

[ 2015年9月14日 ]
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