アイコン 奈良市課長補佐とケビイコウワの贈収賄事件 奈良地検起訴

スポンサード リンク

奈良地検は14日、奈良市が開発許可した宅地の掘削調査を巡る汚職事件で、同市開発指導課課長補佐の芝口容疑者(48)(奈良市三条本町)を収賄罪で、土木建設会社「ケビイコウワ」(同市鶴舞西町)社長の冨田容疑者(71)(同市三条栄町)を贈賄罪で、それぞれ起訴した。

起 訴状などによると、芝口容疑者は、同市が都市計画法に基づき開発許可した同市あやめ池北の宅地で、地下に埋まっていると指摘された産業廃棄物の調査を行う 開発業者に対し、ケビイコウワの「コウワ工法」を採用するよう促し、同社に約8000万円で受注させた見返りに、5月8日夕、冨田容疑者から謝礼などとし て400万円を奈良市内の路上で受け取ったとされている。
芝口容疑者は犯行の動機について、「小遣いになる金がほしかった」と供述しているという。

コウワ工法を扱っている業界関係者によると、同工法は下水道工事などの際、鋼鉄製などの筒を回転させながら地面に打ち込み、中の土などを取り除いて掘削する方法。筒を揺らしながら打ち込む他の工法と比べ、狭い土地や、頭上に電線が通っている場所でも作業しやすいのが特徴があるという。

開発業者は他の掘削工法を検討していたが、芝口容疑者がコウワ工法のパンフレットを渡し、検討するよう提案したという。
担当者は「市側から提案してきたので、真剣に考えなければならないと思った」と話している。

一方、市関係者によると、芝口容疑者は普段、同僚らに「役所の人間が業者から金をもらうのはもちろん、疑われるようなこともしたらあかん」と話し、職場での評価は「課内の仕事のほとんどを担当でき、部下たちからの信頼も厚かった」(市幹部)という。
以上、報道参照

情報はどことなく漏れ出すものだ。業者側から漏れたのだろう。
まじめ過ぎる公務員もお小遣いの魔が差したか。これで、懲戒免職は免れず、本人どころか家族が大変なことになる。

女遊びでもしたかったのかもしれないが、税金から給料を貰っている公僕としての自覚が足りなかったようだ。せっかくの公務員なのに・・・。

 

関連過去記事
奈良市課長補佐 産廃業者紹介 謝礼受け取り逮捕 ㈱ケビイコウワ社長も

奈良県警捜査2課などは24日、宅地開発に伴う調査で業者に便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして、収賄容疑で奈良市課長補佐の芝口建士郎容疑者 (48)を逮捕した。贈賄容疑で建設会社の(株)ケビイコウワ(奈良県奈良市鶴舞西町2-26-121)の社長の冨田広司容疑者(71)も逮捕した。県警 は2人の認否を明らかにしていない。

逮捕容疑では、芝口容疑者は奈良市内の宅地開発で工事終了後に行われた産業廃棄物の有無を確認する調査について、宅地開発業者に冨田容疑者の会社の掘削工 法(コウワ工法)を採用するよう勧め、冨田容疑者から5月8日に謝礼として現金数百万円を受け取った疑いがもたれている。

 

[ 2015年9月15日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP

↑トップへ