アイコン FIFA 鄭夢準元副会長に6年間活動禁止 会長の目潰れる プラティニ会長は90日間

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国際サッカー連盟(FIFA)倫理委員会は8日(現地時間)、FIFAの次期会長選への出馬を表明している鄭夢準(チョン・モンジュン)FIFA元副会長に対し、6年間の活動停止処分を科した。
 またブラッター会長と欧州サッカー連盟(UEFA)のプラティニ会長に対してもそれぞれ90日間の活動停止処分を科した。
 
FIFA倫理委の決定により、鄭氏は来年2月26日に行われるFIFA会長選挙に出馬することが難しくなった。
  FIFA倫理委は、鄭氏が2010年のワールドカップ(W杯)招致の過程で7億7700万ドル(現在のレートで約931億1000万円)相当の基金を創設 しサッカーの発展のために使うとする書簡を世界のサッカー関係者らに送ったことについて、15年の資格停止を推進。さらに、鄭氏が倫理委を批判したことに ついて4年の資格停止を科すよう求めていた。

 またブラッター会長については、背任や横領などの疑いでスイスの検察から調査されていることを受け、90日間の暫定活動停止処分を科したことが分かった。

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 鄭氏は7日、英国・ロンドンで開かれた「スポーツビジネスサミット」で演説した後、記者団に対し、倫理委の決定と関係なく会長選出馬のために最善を尽くすと話している。
また、倫理委の制裁が確定した場合は、スイスのスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議を申し立てるとの考えを明らかにした。
 しかし、26日の会長選への候補登録締め切り日までに倫理委の決定を覆すことができるかは不透明。
以上、報道。

現代のボンボン鄭夢準氏については、アジアサッカー協会からFIFAに対して、パキスタンの洪水に対する寄付金について、調査を求める発表がなされていた。寄付された資金はいまだかってパキスタンのサッカー協会で使用されずプールされているというが、資金がまだあるのかどうか不明となっていた。
鄭夢準氏はハイチ地震でも寄付金をしているが、何故か、赤十字ではなく、地元サッカー協会に対して行い、ハイチでは、米当局に逮捕された理事が全額ネコババしたことが知られている。

両寄付金は2011年の副会長選挙があった前年の2010年に行われており、同選挙で鄭夢準氏は落選した。777百万ドル基金創設通知問題も2010年となっている。

2011年は、副会長選挙とともに、カタールに決定した2022年のW杯招致の会議もあった。開催地会議では、日本も韓国も立候補していた。
 

[ 2015年10月 9日 ]
 

 

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