アイコン 外国人技能実習生 受入先の75%で法令違反/厚労省

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富士重工の自動車工場で働く派遣会社の外国人や下請け企業の外国人技能実習生の問題が、ロイターで取り上げられ、富士重工は当初は下請け企業や派遣会社の問題であり関係ないとしていたが、度重なるロイターの記事に慌てふためき、協力会社に改善を申し入れると発表した。
日本国は、人口減にこうした外国人労働者を増加させ、少子化による労働人口の減少を穴埋めさせようとしているが、日本で働く外国人労働者や外国人技能実習生の実際を何も知らずして、平気でことを進めようとしている。

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厚労省は30日、2014年に労働基準法などに基づいて立ち入り調査した外国人技能実習生が働く3918事業所のうち、約4分の3に当たる2977事業所で法令違反があったと公表した。
違反事業所の数は統計が公表された03年以降、過去最多。
違反の内訳は、
1、 違法に時間外労働をさせていた労基法違反が1010事業所(25.8%)と最も多い。
2、 業務の安全配慮が不十分といった労働安全衛生法違反が919事業所(23.5%)、
3、 時間外労働などへの割増賃金の不払いが698事業所(17.8%)。
複数の法令に違反した事業所もあった。

 こうした指摘につき、改善命令を発したのかは発表していない。
また、外国人技能実習生は、海外の派遣元や日本の受け入れ機関(組合)が暴利をむさぼっている実態も、日本側だけでも改善させなければ、彼らの実収入は10万円を切っており、3年を5年に、8年に引き伸ばそうが、ろくに残業料そのものも支払わない受け入れ企業や受け入れ農家も多く帰国してしまうことだろう。

アップルは工場を持っていないが暴利をむさぼっている。しかし、アップルの下請けをしている台湾の鴻海の深セン工場では、長時間労働などの労働問題から自殺者が多数出て、米国で大批判を受け、アップルが鴻海とともに改善することを約束、改善が進み、現在は大きな問題は生じていない。この間、労働者のストライキも発生し、作業に支障を来たしていた。鴻海の深セン工場には何十万人も働き、iPhoneの完成までの組立作業を行っている。

[ 2015年10月 1日 ]
 

 

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