アイコン 鳥インフル 霊芝がタミフルより効果大と九大清水邦義准教授ら 耐性菌にも効く

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九州大大学院農学研究院の清水邦義准教授らの研究グループは、キノコの霊芝の成分に鳥インフルエンザウイルスの感染を抑制する働きがあることを発見したと英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版に論文を発表した。
清 水准教授ら研究グループは、霊芝に含まれる30超の化合物を取り出し、インフルエンザウイルスが体内で増殖するのに必要な酵素「ノイラミニダーゼ (NA)」に投入。分析した結果、強毒性鳥インフルエンザとして知られるH5N1型のNAに対し、タミフルよりも高い阻害効果があることが分かった。その 効果は1.5倍に上ったという。
 清水准教授は「インフルエンザは常に進化しており、タミフルが効かないウイルスもある。キノコのエキスを飲むだけで感染が予防できるような商品開発につなげたい」と話した。

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 タミフルは副作用も心配されている。

<清水邦義准教授>
専門:天然物生物有機化学
研究:森林生物資源の新規生理活性機能解明とその応用
具体的には、森林には、古来より人を心身ともに癒す力があるといわれており、また、森林生物資源のひとつであるキノコには、ガンを始め多くの生活習慣病を癒す働きが注目されている。また、LOHAS(ロハス、Life Of Health And Sustainability)を志向し、生理活性に注目した多面的森林機能の解明を目指している。
取り組みとしては、自然の香り成分の心身に及ぼす影響や高齢性疾患である前立腺肥大症や骨粗鬆症に有効なキノコの成分の探索、ならびに作用メカニズムの解明としている。

<東洋漢方も多くの効能が見出されつつある>
こうしたキノコ研究から、もともと幅広い薬能があるキノコの霊芝に着目して、いろいろなウイルスに反応させ、研究を進化させ手の結果だろう。

 今般ノーベル賞を受賞した中国の屠女史は、マラリアに関する新たな治療法を発見したことが受賞理由だった。それは女史が漢方『肘後備急方』など中国医薬の古典文献を学び、ヨモギ属の植物であるクソニンジン(黄花蒿・・・路端に植生し犬が糞をすることから名付けられた説あり)からアーテミシニン(artemisinin)を抽出して処方し、マラリアに効能が見られ普及させたことによる。
 自然界には、繁殖する力とその繁殖を抑える力がある。繁殖を抑制する力がなければ、地球上に蔓延することになる。その蔓延を阻止し調整する役割が、温度、湿度、光、植物であったりしている。
以上、
鳥インフル感染で何万羽も処分される養鶏上の鶏、霊芝のカスでも餌に混ぜ、食べさせていたら、感染しても発症しないかもしれない。

[ 2015年10月13日 ]
 

 

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