乳がん検診に超音波検査 マンモグラフィー併用で発見率1.5倍に
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東北大の大内憲明教授(腫瘍外科学)らの研究チームは、現在、市区町村の乳がん検診で推奨されるマンモグラフィー(乳房エックス線検査)に超音波検査を加えることで40代女性のがん発見率が約1・5倍に高まったと、4日付の英医学誌ランセット電子版に発表した。
国内の約7万3千人を対象にした解析結果による。
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乳がん検診に超音波検査の併用が有効である可能性を大規模調査で示したのは世界初。
全国の40代女性約7万3千人をマンモグラフィー単独群と、マンモグラフィーと超音波の併用群とに分け、がんと確定した症例を比較・分析した結果。
島津、東芝、日立、富士フィルム、コニカミノルタ、フィリップス、GEなどが傘下企業で超音波診断装置を有している。
[ 2015年11月 5日 ]
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