アイコン 輸入鋼材の小野建(北九州)中間決算 増収増益

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同社は中間決算について次のとおり説明している。

基本戦略である「販売エリアの拡大」と「販売シェアの向上」の一環として、愛媛県松山市、茨城県神栖市での倉庫の新設、宮城県仙台市、千葉県浦安市での倉庫の増設計画は順調に進んでいる。

業績は、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前期に対して鋼材市況は下落したものの、販売数量の増加により929億73百万円(前年同期比3.9%増)と なった。

損益面は、売上高の増加により、営業利益20億61百万円(前年同期比19.7%増)、経常利益21億52百万円(前年同期比20.1%増)、当 期利益14億30百万円(前年同期比20.4%増)となった。

①九州・中国エリア
前期に対し、鋼材市況は下落したものの販売数量の増加ならびに工事売上の増加により売上高、利益ともに増加した。その結果、外部顧客への売上高は482億74百万円(前年同期比3.7%増)、部門営業利益は15億18百万円(前年同期比30.4%増)となった。

②関西・中京エリア
前期に対し、鋼材市況は下落したものの販売数量の増加により売上高は増加した。利益は不良債権の発生ならびに減価償却費の増加により減少した。その結果、外部顧客への売上高は243億91百万円(前年同期比4.3%増)、部門営業利益は1億31百万円(前年同期比▲49.2%減)となった。

③関東・東北エリア
前期に対し、鋼材市況は下落したものの販売数量の増加ならびに工事売上の増加により売上高、利益ともに増加した。その結果、外部顧客への売上高は203億7百万円(前年同期比3.9%増)、部門営業利益は3億97百万円(前年同期比30.7%増)となったとしている。
以上、

中国経済低迷で、2億トンともされる余剰鋼材が中国から溢れ出し、安価な中国製が韓国や東南アジアはじめ世界中に販売され、市場を大混乱にさせている。日本は超円安で少しは食い止めているが、この間大幅に下落している。震災復興にかこつけ、新日鉄などがこれまで儲け過ぎた感もある。


スクロール→
決算方式
日本基準
IFRS
米基準
 
 
連結/百万円
売上高 
営業利益
経常利益
株主利益
15/3期Q2
89,481
1,722
1.9%
1,793
1,187
16/3期Q2
92,973
2,061
2.2%
2,152
1,430
16Q2/15Q2
3.9%
19.7%
 
20.0%
20.5%
16/3期予想
191,966
4,205
2.2%
4,363
2,925
16期予/15比
0.8%
1.7%
 
0.9%
-1.6%
15/3期実績
190,414
4,133
2.2%
4,324
2,973
14/3期実績
178,653
4,778
2.7%
4,982
3,760
13/3期実績
149,998
3,157
2.1%
3,359
3,254
 
[ 2015年11月 6日 ]
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