アイコン JR九州「進撃の巨人」聖地買収 道の駅「水辺の郷おおやま」など運営へ

スポンサード リンク
 

進撃の巨人JR九州は9日、大分県日田市大山町の道の駅「水辺の郷おおやま」と観光施設「豊後・大山ひびきの郷」の運営権を買収し運営に乗り出すと発表した。
両施設を運営する第三セクター「おおやま夢工房」の株式の約72%を所有する日田市から買いとる。
現地は、JR日田駅から車で30分前後かかる国道沿いの場所だが、漫画「進撃の巨人」の作者の諫山創氏(29歳)の出身地、聖地でもある。
  
「ひびきの郷」は、2002年にオープンし、地元特産の梅酒の生産工場やレストラン、宿泊施設を営業しているが、最近は観光客の集客も伸び悩み、2011年度からは4年連続で赤字に陥っている。そのため、日田市は、JRに活性化してもらうために今回株を譲渡するもの。

1975年、当時の平松守彦大分県知事が提唱した一村一品運動の原点とされる大山町のNPC(New Plum and Chestnut)運動、当地はどこにでもある山村、これまで栽培されていた米には不適な山地であり、地理的特性を生かし、作業負担が小さく収益性の高いウメやクリを栽培し、さらに梅干し等に加工して付加価値を高めるNPC運動を1961年から開始した。

そのキャッチフレーズは「梅栗植えてハワイに行こう!」という単純明快でユニークなものだった。

この運動は、農家の収益を飛躍的に高め、大山町は全国で最も住民のパスポート所持率が高い町となっている。
NPC運動により梅は大山町の基幹産物となり、現在では町内のほとんどの農家で栽培されており、閑散期には、農家の人たちが毎年団体で世界旅行に出かけ、今では行くところがないほどこれまでに世界各地へ旅行している。
それほど、大山町自身が農業革命を実践し、日本の山村の巨人となっている。
そうした中で諫山創氏は高校まで過ごした。
JR九州は、今は何をやっても大成功させており、当道の駅も早期に活性化が図られるものと見られる。どんな楽しいCMを打つのだろうか。
JR九州だったら、老人施設とインキュベーション施設を融合させた、ドイツのバイエルン州にある城塞都市ネルトリンゲンを模した開発も可能だ。
JR九州の出先は東京や上海にもあり、事業領域も広く、海外や遠方からの集客もはかるものと思われ、日田の温泉街が恩恵を受ける可能性がある。


 

[ 2015年11月11日 ]
スポンサード リンク
 

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ